この記事を書こうと、録画を見直してるだけで泣けてくるやないですか(T_T)
もう、右手で手摺りを掴めなくて、
体重を預けるしかできなくなっている拓人
でも、やっぱり病気は静かに進んでいて
自分一人では排泄もできなくなってしまった。
それを認めて受け入れなければ、この先には進めない。
会社を辞める決意をして、店長に話すも、先輩バイトの宮下さんに
「在宅で出来ますよね」
「車椅子を運ぶ手間も省けるし」
と、笑って言われ、皆も笑って頷く。
拓人は店にとって大切な存在だと認められている。
そして、無理をして通勤しなくても良いのだよと、皆も認めていてくれる。
メグに再び会った時、メグは拓人が必死に隠して抑えてきた事全てを言い当てた。
「図星でしょ」
メグは保の介護で解っている。ALS患者がどう生きているかを。
「そんな綺麗事を言って、生きているって言えるの?」
一人では様々な事が難しくなっている事を痛いほど解っている拓人には、メグに言い返す事は出来なかった。
「帰れよ!二度と来るな!!」
メグに言われた事を認めたくなかったから。
でも、泣きたいのに。顔を手で覆って泣きたいのに、右手を顔まで上げる事もできない。
泣けない拓人は、その想いを叫ぶしかなかった。
弟の陸人が母に
「僕の人生から出て行って下さい」
と、言った。
それは、自分の人生は自分の物だと、人に強制される物では無いと認識したから。
自分は自分だと認める事が出来たから。
母の言いなりだった弟が、自分が母とは別の存在だと言う事を母に認めてもらおうとしている。
拓人も思わず母に言ってしまう。
「唐揚げが好きなのは俺だよ」
「一人の夜は怖くてどうしようもなかった」
「どうして見てくれなかったの?」
そして、母もまた認められようと必死だったのだった。
母に褒めて貰える陸人を羨ましいと思いながら育ってきた拓人には、
まだ、母の葛藤を知る事は出来なかったんだね。
母に言いたかった事をぶつけたことで、母は拓人の存在や気持ちを認めてくれた。
そして拓人は、母もまた一人の人間で女性である事を認めた。
兄弟のわだかまり、母子の確執がようやく消えて、拓人は小さいけれど、親子の幸せを手に入れる事が出来た。
母も息子達の本当の気持ちをやっと理解して認める事が出来た。
そして、自分が何に囚われていて、何が見えていなかったのかを認める事が出来た。
大事な息子達のそれぞれの好物を作る母の姿はとても嬉しそうで、その姿を見ているだけで拓人の頬は自然とほころんでしまう。
そしてやっと、拓人はずっと抑えて押し殺していた自分の気持ちを認めた。
「俺のそばに居てください」
その言葉は、メグに受け入れられて。
拓人は、同じ高さの視線で共に前を見て行ける人を得た。
この最後の拓人が瞳がうるうるキラキラで、もう、何と言っていいのか、
全てを受け入れて、断られても構わない。
でも、自分の気持ちを、本当の想いをメグに認めて欲しい。
それだけでも良いんだ。
そんな潔さにも似た、まっすぐな想いを感じられました。
来週は話がまた動いて、一挙に進む感じです。
また一週間が早いんだろうなあ。
「僕のいた時間」が始まってから、本当にあっと言う間に一週間が過ぎてしまう。
画像をキャプチャして、ブログを書いて、前回の内容を思い返して、スタッフブログを読んだりしていると、
本当にあっと言う間。
TV嫌いの私がこんなに熱くドラマについて語る事になるなんて、思ってもみませんでした。
最近は見るアニメだって少ないのにね(苦笑)
「僕のいた時間」
視聴率は今一揮わないけど、見た人の心に強く訴える物がある、本当に良作だと思います。
正直な話、民放のドラマでこんなに泣いてる作品は初めて。
そもそも民放のドラマってほとんど見ないから(苦笑)
最近、一番見たのが「ラスト・シンデレラ」だったって言うぐらい(苦笑)
その間に見て良かったと思ったのが某公共放送の「アテルイ伝」ですかね。
「軍師・官兵衛」も嫌いじゃないけど、よく見忘れるw
次の大河はヒロインの夫役が大沢たかおなので、多分、見る(笑)
1年通して見るのって、結構大変なんだもの(苦笑)
持病を持っていると、「出来ない自分」を自分で認めないと辛い思いをするばかりなんだよね。
生まれつきでもそうなのに、ずっと健康でいた人が治らない病を得たら、それは辛くて、そんな自分を認めるのが嫌で自暴自棄になっても当たり前だと思うんだ。
でも、あがいてももがいても、なってしまった物は仕方無いと思うんだ。
治せる見込みがあるなら、そちらに向かって進めばいい。
治療方法が無くても、症状を遅らせられるなら、その方法を選べばいい。
自分が病気であると認められるかどうかで、予後は大きく変わると思う。
だから、辛くても認めよう。
苦しんで、のたうちまわって、泣いて叫んでも良いから。
そうやって、前に進んでいくのが人間らしいと思う。
もう、右手で手摺りを掴めなくて、
体重を預けるしかできなくなっている拓人
でも、やっぱり病気は静かに進んでいて
自分一人では排泄もできなくなってしまった。
それを認めて受け入れなければ、この先には進めない。
会社を辞める決意をして、店長に話すも、先輩バイトの宮下さんに
「在宅で出来ますよね」
「車椅子を運ぶ手間も省けるし」
と、笑って言われ、皆も笑って頷く。
拓人は店にとって大切な存在だと認められている。
そして、無理をして通勤しなくても良いのだよと、皆も認めていてくれる。
メグに再び会った時、メグは拓人が必死に隠して抑えてきた事全てを言い当てた。
「図星でしょ」
メグは保の介護で解っている。ALS患者がどう生きているかを。
「そんな綺麗事を言って、生きているって言えるの?」
一人では様々な事が難しくなっている事を痛いほど解っている拓人には、メグに言い返す事は出来なかった。
「帰れよ!二度と来るな!!」
メグに言われた事を認めたくなかったから。
でも、泣きたいのに。顔を手で覆って泣きたいのに、右手を顔まで上げる事もできない。
泣けない拓人は、その想いを叫ぶしかなかった。
弟の陸人が母に
「僕の人生から出て行って下さい」
と、言った。
それは、自分の人生は自分の物だと、人に強制される物では無いと認識したから。
自分は自分だと認める事が出来たから。
母の言いなりだった弟が、自分が母とは別の存在だと言う事を母に認めてもらおうとしている。
拓人も思わず母に言ってしまう。
「唐揚げが好きなのは俺だよ」
「一人の夜は怖くてどうしようもなかった」
「どうして見てくれなかったの?」
そして、母もまた認められようと必死だったのだった。
母に褒めて貰える陸人を羨ましいと思いながら育ってきた拓人には、
まだ、母の葛藤を知る事は出来なかったんだね。
母に言いたかった事をぶつけたことで、母は拓人の存在や気持ちを認めてくれた。
そして拓人は、母もまた一人の人間で女性である事を認めた。
兄弟のわだかまり、母子の確執がようやく消えて、拓人は小さいけれど、親子の幸せを手に入れる事が出来た。
母も息子達の本当の気持ちをやっと理解して認める事が出来た。
そして、自分が何に囚われていて、何が見えていなかったのかを認める事が出来た。
大事な息子達のそれぞれの好物を作る母の姿はとても嬉しそうで、その姿を見ているだけで拓人の頬は自然とほころんでしまう。
そしてやっと、拓人はずっと抑えて押し殺していた自分の気持ちを認めた。
「俺のそばに居てください」
その言葉は、メグに受け入れられて。
拓人は、同じ高さの視線で共に前を見て行ける人を得た。
この最後の拓人が瞳がうるうるキラキラで、もう、何と言っていいのか、
全てを受け入れて、断られても構わない。
でも、自分の気持ちを、本当の想いをメグに認めて欲しい。
それだけでも良いんだ。
そんな潔さにも似た、まっすぐな想いを感じられました。
来週は話がまた動いて、一挙に進む感じです。
また一週間が早いんだろうなあ。
「僕のいた時間」が始まってから、本当にあっと言う間に一週間が過ぎてしまう。
画像をキャプチャして、ブログを書いて、前回の内容を思い返して、スタッフブログを読んだりしていると、
本当にあっと言う間。
TV嫌いの私がこんなに熱くドラマについて語る事になるなんて、思ってもみませんでした。
最近は見るアニメだって少ないのにね(苦笑)
「僕のいた時間」
視聴率は今一揮わないけど、見た人の心に強く訴える物がある、本当に良作だと思います。
正直な話、民放のドラマでこんなに泣いてる作品は初めて。
そもそも民放のドラマってほとんど見ないから(苦笑)
最近、一番見たのが「ラスト・シンデレラ」だったって言うぐらい(苦笑)
その間に見て良かったと思ったのが某公共放送の「アテルイ伝」ですかね。
「軍師・官兵衛」も嫌いじゃないけど、よく見忘れるw
次の大河はヒロインの夫役が大沢たかおなので、多分、見る(笑)
1年通して見るのって、結構大変なんだもの(苦笑)
持病を持っていると、「出来ない自分」を自分で認めないと辛い思いをするばかりなんだよね。
生まれつきでもそうなのに、ずっと健康でいた人が治らない病を得たら、それは辛くて、そんな自分を認めるのが嫌で自暴自棄になっても当たり前だと思うんだ。
でも、あがいてももがいても、なってしまった物は仕方無いと思うんだ。
治せる見込みがあるなら、そちらに向かって進めばいい。
治療方法が無くても、症状を遅らせられるなら、その方法を選べばいい。
自分が病気であると認められるかどうかで、予後は大きく変わると思う。
だから、辛くても認めよう。
苦しんで、のたうちまわって、泣いて叫んでも良いから。
そうやって、前に進んでいくのが人間らしいと思う。