*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

1.Paris

2006-06-06 22:46:20 | France
早く帰宅できたので、昨日の続きを書くとしましょう。

*************************

今回、少々治安の悪いとされている
マルセイユにも行く計画を立てていた私は
やはり不安があったのか、お腹の調子があまり
良くなかった。
・・・というのに、機内食で
何を思ったのか、豚肉の炒め物を
リクエストしてしまった。
やばい、これは・・・
気持ち悪くなりそう・・・

何とか自分の心とお腹を騙しつつ
機内の十数時間を持ちこたえた。

斜め前の席のお姉さんが
機内の映画で「SAYURI」を観ていた。
いいなあ。面白そう。
けど、今はとりあえず寝ておこう。
日本に帰ったら、レンタルするか。

朝7時。
パリ到着。
まずは、ピカソの絵を観に
マレ地区へ向かおう。

眠い。一休みしたい。
カフェ入ろうかな。
でも、時間がもったいない。
荷物を持ったまま、私はバスに飛び乗って。

「ピカソ美術館?反対車線のバスだよ」
そう言って、運転手のお兄ちゃんは
私を荷物ごと、ちょっと離れたバス停まで
のっけてくれた。

次に乗ったバスの運転手さんに
行き先を告げておいたのだけれども
「いけね!あんた、Turenne St.Gillesで降りるんだったよね?」
忘れられた日本人。
「うーんそうか、よし、このまま乗ってきな!」

同じ場所で降りたおばあちゃんが
「あんた、どこへ行きたいんだい!?
ピカソ美術館か!まーっすぐ行って
一つ目の角を左へ曲がるんだよ!」
と、しっかりした口調で教えてくれた。
ありがとう!おばあちゃん。

ピカソの絵は、いつ観ても
ヒトをワクワク、楽しい気分にさせてくれると同時に
ムクムクと、無限のイマジネーションを
かきたててくれる。
ような気がする。

Rambuteau通りの八百屋さんで
ミニトマトを買い求め
お菓子屋さんで、チョコでできた箱に入った
お花に目をキラキラさせて。

リヨン駅へ向かう。
「南仏へ行くの?」
「そうなんですよ!アヴィニョンへーーー」

******************************

今日はこれでおしまい。