*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

TEENAGER_STRANGER

2008-11-24 21:21:12 | Weblog
いつものように
新宿をうろうろしてたら
中学生か高校生くらいの女の子2人組に
道をたずねられ。
女の子「すいません、○×スタジオってとこに
オーディションに来たんですけど
どのへんか分かりますか?」
私「・・・さあ・・・
(スタジオなんて行かないしな~)
住所とか分かります?」
女の子は、真新しい黒のケータイを取り出し
画面を見せて
「ここに、新宿一丁目って
書いてあるんですけど・・・」
よくよく見ると「新宿一丁目」
の上の段に「北」の文字が。
ケータイの文字の折り返しで
間違えてしまったもよう。
あ~、こういうことあるよね・・・
私「あー、新宿じゃなくて
北新宿ですね・・・あ、この下に
大久保駅下車って書いてありますね~、
じゃあ、地下鉄で新宿駅まで戻ったほうが(以下略)」

冷たい雨の中、走っていく女の子たち。
舞台か声優のオーディションかな。
東京は初めてだと言ってたけど。

私が東京に出てきたころの気持ちは・・・
う~ん、昔すぎて
あんまり覚えてないけど
電車の中、不安だったことくらいは
うっすら覚えてる。

夢を追いかけて来てしまったのかな。

私もいつのまにか歳をとって
彼女たちくらいの頃に抱いていた野望は
けっきょく、ガラス箱に閉じ込めたまま
部屋の片隅で埃をかぶってる。

もう一回くらいは、夢をみてみても
いいんじゃないか。

そんな風に考えたりして。







音楽界のオダギリジョー

2008-11-22 01:17:56 | music
・・・なんだそうです。

六本木、スーパーデラックスにて
大橋トリオのライブ。
いや~~~
だめもとで当日券狙いだったけど
入れました!!
ベルベットのごとき温かく、
かつセクシーな歌声
ジャジーなんだけど
ポップでもある楽器のハーモニー

に、しばし酔いしれましたとさ。

アルテイドハシカタアリマセンヨ、ネ

2008-11-16 22:05:45 | pleasure
本日は・・・
上野の東京都美術館でやっている
「フェルメール展」へ。
階段を下り、入口へ向かおうとした矢先
”ただいま60分待ち”のサインが
目に飛び込んできてしまいました。
え”え”~~~っっ
うーむ、そうですかぁ
そんなら並びましょ

というわけで、大勢の観客とともに
しずしずと会場へ進み
無事、観ることができました。
入場制限してるだけあって
館内は比較的ゆとりが。
観客の快適さを保つ為には
待たせるのも仕方がないことなのかな。

そして、本日はブーツを買おうと
決めていたので
新宿へ移動。
前に伊勢丹で見て
気になっていたやつ
(中がムートンになってて
外側はグレイの皮革)を
もういちど探し当て。
しかーし、思いのほかお値段が張ることに
今更ながら気付いてしまったので
泣く泣く、ほかの品物を
お買い上げ。

まだ外は明るいので
思い切って映画を観ようと思い
銀座へ移動。
(しかし、効率悪い移動してるなぁ)
シネスイッチ銀座でやってる
「マルタのやさしい刺繍」。
80歳のおばあちゃんの演技が
なんともあったかく
スバラシイのです。
近くの席に、スイスのかたと思しき
3人ぐらいの女性グループがいたのですが
要所要所で「ハハハ・・・」
という笑い声、
でもって、日本の皆さんはシーーン。
うーん
ストーリーのツボというか、落としどころは
その国のヒトが一番理解できるだろうから
これも仕方ないのかもね。
まず、こういう映画に期待するモノも
根本的に違うだろうなぁ。

そんなことを
考えた一日でありました。

珈琲とビートルズ

2008-11-09 21:26:02 | Weblog
青山の珈琲やで/流れているのはビートルズ/
何年前になるのか/あたしがイギリスに憧れ/
カセットテープから流れる/
彼らの唄を/聞いていたのは/
そのころあたしが/働きはじめたお店では/
一日中/彼らの曲が/流れてて/
お客が居るときも居ないときも/その声を/
身体中にまとって過ごしてた/
あのまま働いていたら/今ここにはいなかったはず/
もう思い出すこともないと/思っていたのに/
いま/テーブルの上にあるのは/
マグから溢れた/マロンラテと/あのころの痛み