限られた時間

新宿武蔵野館にて
70' sアメリカ映画
「ハロルドとモード　少年は虹を渡る」
を観てきました。

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以下、若干ネタバレあり
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ストーリーも
登場する男の子も
おばあちゃんも、とにかく
ハチャメチャなんだけど
笑いとおどろき、
そして、せつなさを含んだ
観るひとをぐいぐい引き込む
パワーのある物語。

うーん
私が今年観た映画では
いまのところNo.1、
かもしれないですねぇ

大切なメッセージが
心の芯の、またその奥深くまで
届けられたようで。

居ても立ってもいられなくなり
その足で
サントラとして使われている
Cat StevensのCDを借りに走って。

出会ったひととは
いつか、必ず別れなければならない。
いつでも、あきれるくらいに
忘れがちなのだけど。

だからこそ、一緒にいられる時間を
大切にしないとね。

夏の幕開け

しごとが奇跡的に
時間どおり終わったので。

神楽坂のおまつりの
あの、賑やかな空気を浴びに。

もう、この夏のスタートは
おまつりどころじゃ
なかったからねぇ

次々とのしかかってくる
しごと、ってやつらに追われ
近所のほおずき市にも行けず。
靖国神社のみたままつりにも行けず。

だもんねぇ

坂をゆるゆると上ったら
まずは黒ビールをひっかけて。

屋台ぞいの舗道を
人込みをかきわけつつ進む。
焼き鳥やさんの煙が
からだじゅうに染み込んでいくようで。

ビールを流し込みつつ
クレープやさんの屋台の
行列に並び。
前に並んでいるのは
お母さんにだっこされた
小さな女の子。
無心にキュウリを齧るすがたが
かわいらしくて。

酔いどれの足は
毘沙門天のお堂へ。
道路や境内の雑踏とは裏腹の
しんとした堂内。
酔いどれのくせに、生意気だけれども
背筋をのばし、手を合わせる。

今年も、夏がやってきた。
東京で迎える、7度目の夏。

相変わらず、山あり谷ありの毎日だけど
ここまで上ってこられたことに
感謝の意を表して。

酔いどれのくせに
生意気だけれども

ね