*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

帰国

2010-10-23 20:36:01 | travel
サウダーデの国と
チーズの国を経て
帰ってきました。

今はボケーとしています。

成田へ向かう飛行機の中で
ひさびさに、たくさんの日本人を目にして
ちょっとビックリしてしまったのだけど
まあ、そんなのはすぐに慣れるでしょう。

肌は乾燥と日焼けで荒れ
化粧水は搭乗口のセキュリティチェックにて
没収の憂き目に遭い
泊まっていたホテルには
ケータイの充電器を
おきっぱにしてきてしまったけれど
危ないお兄ちゃんに絡まれることもなく
入院することもなく
何よりも、すてきな笑顔で
小娘のたどたどしい外国語に耳を傾けてくれる
現地のひとびとに恵まれました。

旅行記を書く余裕があるかどうかは
まだ分からないのだけど。

明日からまた仕事です。

おやすみなさーい


天草の地で

2010-05-07 23:11:40 | travel
天草の地で。
波飛沫を感じて。
1日に両手指の数ほどの本数の
バスを待ち。

天草の地で。
風にふかれて。
夕陽が水平の彼方に沈みゆくさまを
ただ見つめて。

天草の地で。
nさんの口から
語られることば。
時期がくれば男どもがごっそりと
魚やら貝やらを
トラックに積んでいって
しまうという。

nさんもかつては
自動車の整備工場で
働いていたという。

自分らの生計のために。

からだを張って生きる、
生きる為にはたらく、ってことを
ここでもやっぱり
意識せざるをえず。

私にも、ちょっとでもそんな生き方が
できるだろうか。

陽に灼けた我が手の痛痒さは
いまだ消えず。

梅雨の残り香

2009-07-20 22:06:26 | travel
忘れかけてた残り香。
京都の地で。

ふと思い出したように。
降り注ぐシャワー。

祇園祭の賑わい。
終わったあとの静けさ。

夏休みの始まりだというのに。
華やかな色は去ったあと。

辺りを白く包む大雨。
閉まったままの焼き鳥やさん。

心残りはいつものこと。

だから
また来年、会いましょう。




真白い部屋で

2009-01-21 22:31:35 | travel
「はい、手をぐーっと握ってー
ちょっとちくっとしますよー」

腕からじわりと広がる痛み。
指の先からじわりと広がる痺れ。
体全体から響くかのような
自らの鼓動。
これ以上ないくらいゆっくりと
息を吸い込み、吐き出す。

長崎にて
まさかの入院生活。
旅行記はいつしか
闘病記へと姿を変え。
最初はごはんが食べられなくて
点滴で生き延びました。

まあ、大事に至らなかったのは
不幸中の幸い。

看護士さんに
「お迎えはどなたかいらっしゃるの?」
と聞かれ、はっと気付く
東京から遠く離れたこの地で
ひとり行き倒れても
よっぽどのことでもなければ
みんなお見舞いやお迎えに
来てはくれないよね。
うーん、それはちょっとさみしいかも

健康な身体があっての人生。
もっと自分自身に
注意を払わないとね・・・
羽目を外しすぎず
ムリしすぎず、
よき一年を過ごせますように。



雅びとカオス

2008-05-07 23:24:28 | travel
京都から大阪へ
ふらりふらりと旅して
まいりました!

しつこいくらい足を運んでいる
京都ではありますが
やっぱり、また来てしまうのです。

光明院のお庭で
着物姿のステキな
お姉さんたちを撮らせて頂き、
祇王寺の深い苔のみどりに
溜め息をつき、

大阪では一転、
道頓堀のくいだおれに
ごった返すヒトビトに呆然
人形の写真だけ撮って
たこやき食べました。


気ままな旅の道で
何も起こらないはずはなく

またまたカメラを落とし
涙を流す暇もなく
西のアキバ・にっぽんばしで
格安カメラを買って
また撮影!
雨が降ろうが
おっちゃんがぶつかってこようが
撮るのであります。

と、いうわけで
写真はのちほど
Flickrにのっけます。

ありがとう・宮崎篇

2007-09-19 23:11:37 | travel
しばらく宮崎を
放浪しておりました

その記憶が
またひとつ歳をとってしまった
この脳内から
忘却の彼方に
飛ばされる前に!

書き留めておこうか

突然の雨の中
傘を貸してくれた女性に
電車で出会った
笑顔を絶やさない
キュートなママと赤ちゃんに
バスを待つ間
世間話してくれた
運転手のおっちゃんに
うわさの通り
しゃべりっぱなしの
元気なばあちゃんに
飯と酒をともにした
工事現場のおやじ達に
遠方から心配して
電話してくれた
バス会社のおじさんに
灯台まで軽トラ走らせてくれた
おばちゃんに
海を愛して移り住んだという
真っ黒に日焼けした
パワフルな女性に
お母さんに会いにいくって言ってた
とってもしっかりした
4年生の女の子に

ありがとう

Nara tips

2007-04-06 22:45:56 | travel
というわけで
奈良~京都へ
桜を求めて、春の旅へ

奈良は、中学の修学旅行以来
だけどだけど
ぜんぜん記憶に残ってないよ
やっぱり、自分の意志で
あちこち回れないからなぁ

奈良公園や東大寺
春日大社には、びっくりするほど
しかちゃんがいたから
なんだかうれしくて
きょろきょろしながらてくてく

「三笠」っていう
ドラえもんも腰を抜かすような
巨大などら焼きをかじりつつ
興福寺を臨み

「吉野」っていう
桜がわんさか咲く山へ行きたいなーと思って
宿のおじさんに、話をしたら
「まだ咲いてないよ」と言われ
がびーんと思ったけど
つぼみだけでも見たい、と
足を運んでみたら

すでにちらほら
咲いてるじゃーありませんか
うれしくて歩き過ぎて
膝の裏が、今でも痛いくらい

写真美術館で
入江泰吉っていう写真家の
堂々たる奈良風景に感動して

古き佳き喫茶店
よつばカフェの2階で
絵を飾ってたお兄ちゃん
描いてるうちに
絵の中のサルが、語るんだって

土壁のギャラリーに迷い込み
準備中だったのに
いろんな花器を見せてもらって
いっぱいおしゃべり
気さくなお姉さん

拝んでるそばから
扉の掃除を始めちゃった
ニコニコ顔の坊さん

いろんなNara を
ちらっとのぞき見

あした、元気だったら
キョウト編も書くよ

写真はもうちょっと経ったら
のっけられるかも





ありがとう

2006-09-19 22:46:37 | travel
京都へ行きました。

言うことをきかなくなった
へそまがりカメラに。

落ち込んだ心をそっと包んでくれた
六曜社のミルク珈琲と
古びたタイルに。

山口や佐賀や岩手や鳥取や
いろんなところから集まって来た
個性溢れる仲間たちに。

鴨川カフェのとろけるような
スウィングジャズに。

洋食コロナの”おいちゃん”の
ほかほか玉子サンドに。

円通寺の、緑の中で泳ぎたくなるよな
お庭の風に。

大ハズレの台風予報と
夏休みのごとき青空に。

網戸越しの、ゆるゆるとした風に。

誕生祝いの
つめたく冷えたビールに。

ごぶさたな人々からの
サプライズメールに。

吉田山のカフェを吹き抜ける
涼やかな風に。

相国寺の鳴き龍に。

パン屋さんへの道を教えてくれた
スーパーの女の子に。

下鴨神社の幸せな夫婦に。

銀月アパートメントの
愛おしい佇まいに。

けいぶん社のロマンティックな本たちに。

コインランドリーで両替してくれた
外人さんたちに。

そして、読んでくれたあなたにも。

ありがとう。

六曜社

吉田山のカフェ

銀月アパートメント







京都ミーティング・その1

2005-09-11 20:56:07 | travel
10月に、友人と京都へ行くので、
今日は、カフェで打ち合わせを。

「*都路里は外せないよねー」
「清水寺と二条城と、東寺も行きたい!」
「orangeちゃん、ちゃんと案内してね!!」
友人は、京都初心者だもんで。
私が道案内することになる、かな?

プランが具体的に決まってくるにつれて、
ワクワクしてきた!



*京都のお茶屋さんが経営する甘味処。パフェ系が充実。行列必至。