*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

GELATINE SILVER SESSION(再)

2007-01-27 22:47:34 | pleasure
運動不足+(昼間から)飲酒のせいか
なんだか頭痛・関節痛が・・・
風邪だったらやだなぁ~

と、こんなネタで始まってしまいましたが

青山ブックセンターにて
写真家の瀧本幹也さん、平間至さん、
広川泰士さん、藤井保さんによる
ゼラチン・シルバー・セッション」の
トークショーを観てまいりました。
昨年10月にも、拙ブログ
展示のことを書いたのですが
反響が大きかったのかな?
今度は場所を変えての
展示+トークショーなのであります。

皆さんが口々におっしゃっていたのは

ここ1~2年の間に
フィルム事業を撤退する企業が続出して
そう遠くない将来、フィルム自体
なくなってしまうんじゃないか。
もちろん、デジタルには良い面も
たくさんあるけど
CDのデータはいつまで保つか分からないし、
メディアはちょっとしたことで
データが失われてしまう。
(これ、私も経験ありだ・・・)
フィルムの写真で残し、時を経ても
見たい時にすぐ見られる、という良さを
もっと多くの人に見直してもらいたい。

と、そんな感じのことでした。

私はフィルムカメラユーザーなんですが
4人がおっしゃるほど、危機的状況だとは
思っておりませんで。

うーん、そうなのか。

フィルム文化継承のため
何か、私にもできることがあるだろうか?

いっぱい写真撮って
「フィルムで撮りました~」って
たくさんの人に見てもらうこと?

うーん、今はそれくらいしか
思い浮かばないけど

フィルムは、これからもずーーーっと
カメラのお供でいてほしい。

そんなことを切に
思うのであります。



24.Le Cabanon Le Corbusier

2007-01-21 20:47:30 | France
そろそろフランス旅行記の続きを、と思い
過去のブログを調べたら
10月以来、書いてませんでした・・・
嗚呼、すんません。

えーと、前回
南仏Carnolesのスーパーで
夕飯を調達したところまで書きました。

フランス旅行記

翌朝、朝ご飯を食べに
フロントの階下にあるレストランへ向かう。
階下といっても、ここのHotelは
崖の斜面を利用して建てられているらしく
レストランから海が望めるのである。
空はあいにく、どんよりと灰色の雲が低く
垂れ込めている。
え~~っ
せっかく海の写真を撮ろうと
思ったのにぃ・・・
ややションボリしながら
Hotelの庭に、にょきにょき生える
サボテンを眺め、クロワッサンを頂く。
宿のおじさんに
「今日はずーっとこういう
天気なんですかね~?」と聞いてみる。
「うーん、午後になったら
ちょっとは良くなると思うが
スッキリ晴れることはないようだよ」
うーん、そうかあ・・・
残念だけど、まあしょうがないよね。
今日はコルビュジェの休暇小屋を
訪ねる日だ。
いっぱい学んでこよう!!

9:00 集合場所である
Office de Tourismにて。
コルビュジェのツアーに参加する
メンバーが、ほぼ揃ったようである。
皆、夫婦や家族で来ているようで、
日本人&一人参加は私だけ。
お兄さんの黒いワゴンに乗せてもらい
休暇小屋のある海辺へと向かう。

フェンス沿いの細い小道を
一列に並んで、てくてく歩いているうちに
焦げ茶色の小さな小屋が見えてくる。
ここなんだ・・・!!

昨日、自己紹介してくれたガイドの女の子が
フランス語版、英語版の小さなパンフレットを
手渡してくれて、
皆でぞろぞろと小屋の中へ。

入り口を入って、すぐ左手の壁には
コルビュジェ・カラーとでも言うべき
赤・黄・青に彩られた絵が見える。
中は板張りになっていて
正方形に近い小窓と、縦に細長い小窓が
付いている。
女の子がフランス語で説明してくれるのだが
わ、わからない・・・笑

私たちの行動をかぎつけて来たのかどうか
分からないが、
「すみません、予約してないんですけど
ツアーに参加できますか?」と
若いカップルが、開いた窓越しに
女の子に尋ねている。
「できません。
Office de Tourismを通じて
予約して下さい」
このカップル、我々が
小屋の中で説明を聞いている間も
窓から覗き込んだり
なんとかして中に入れないか
企んでいたようだが
女の子はキッパリお断りして
窓をピシャリと閉めてしまった。笑

というわけで、
建築家ル・コルビュジェが好きで
これからCap Martinの休暇小屋を
見たいな、と思っている方。
覗き見なんてあくどいことはせずに
ちゃんと予約して、料金を払って
行きましょうね。

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はい、今日はここまで。

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この旅行中ではなく
以前のものなんですが、
Flickr
現在、フランス写真をUPしとります。
よろしければドウゾ

雨に濡れた舗道から

2007-01-14 10:43:38 | pleasure
六本木ヒルズ、森アーツセンターギャラリーで開かれている
福山雅治の写真展に行って参りました。
正直に申し上げますと
私、べつに福山のファンではなく
たまたまNちゃんに誘われたので
一緒に行ったんですが。

写真家たちが撮った福山と、
福山が撮った写真。

モノクロの世界から
こっちを見据える福山。
うーん、なんだかんだ言っても
やっぱりカッコイイですなぁ

中でも衝撃を受けてしまったのは
ヨーロッパかアメリカかな、
雨に濡れた舗道に佇んで
カメラを構える彼の写真。

今まで見たことのない
現実とも、非現実ともとれる
不思議なカラーの写真だぁ!!と・・・

ぜんぜん知らなかったんですが、彼は
けっこういろいろな国を
旅しているようです。
うー、私も旅立ちたい!!

さてさて、そのつぎは。
渋谷のユーロスペースで上映中の
海でのはなし」を。
全編にスピッツの歌がちりばめられていて
好きな人には垂涎ものの映画でしょう。
逆に言うと、スピッツに興味ない人には
あまりおすすめできませんが・・・

宮崎あおいちゃん、西島秀俊さんのキャラクターが
スピッツの世界観とピタッと合っていて
心地よかったですなぁ



珈琲の香りは、冬木立の中へ

2007-01-08 21:04:43 | pleasure
小平市・鷹の台にある
「喫茶シントン」にて
井越有紀さん、嶋田陽子さんの
展覧会におじゃましました。
井越さんは、母と子をイメージさせる立体作品で
嶋田さんは、冬のやわらかい陽射しを思わせる
平面作品。

ちょうど、嶋田さんがいらしたので
絵のこと、写真のこと、
東京の建物のことなどなど
たくさんお話してきました。

50年くらいの年月を経ているという
古くて、素敵な喫茶店。
オレンジ色のカーテン、
大きなステンドグラス、
渋い銅製のミルクピッチャー、

東京にいることを忘れそうな、
神楽坂の「ぱうわう」とはまた違った
優しさを感じながら。

常連さんで賑わいはじめた、
温かなお店をあとにして
私はふたたび、心の琴線に
触れるものを探しに
冬空のもとをふらふらと
歩くのであります。




明けましておめでとうございます。

2007-01-02 16:31:52 | Weblog
ひさびさに東京に帰ってきたら


さむくない!?
東京ってこんなに
寒かったっけ・・・

年末は実家にて
紅白観て
(私はアンジェラ・アキだけ
観られれば満足だったので
そのあとすぐ寝てしまいました・・・)
年明けは家族でご飯食べに。
車中、スピッツを歌いまくり。笑

長年の付き合いである友人たちへ、
昨年知り合ったみなさんへ、
いつも拙ブログを読んで下さるあなたへ、

2007年が、素晴らしい年でありますように。