*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

24.Le Cabanon Le Corbusier

2007-01-21 20:47:30 | France
そろそろフランス旅行記の続きを、と思い
過去のブログを調べたら
10月以来、書いてませんでした・・・
嗚呼、すんません。

えーと、前回
南仏Carnolesのスーパーで
夕飯を調達したところまで書きました。

フランス旅行記

翌朝、朝ご飯を食べに
フロントの階下にあるレストランへ向かう。
階下といっても、ここのHotelは
崖の斜面を利用して建てられているらしく
レストランから海が望めるのである。
空はあいにく、どんよりと灰色の雲が低く
垂れ込めている。
え~~っ
せっかく海の写真を撮ろうと
思ったのにぃ・・・
ややションボリしながら
Hotelの庭に、にょきにょき生える
サボテンを眺め、クロワッサンを頂く。
宿のおじさんに
「今日はずーっとこういう
天気なんですかね~?」と聞いてみる。
「うーん、午後になったら
ちょっとは良くなると思うが
スッキリ晴れることはないようだよ」
うーん、そうかあ・・・
残念だけど、まあしょうがないよね。
今日はコルビュジェの休暇小屋を
訪ねる日だ。
いっぱい学んでこよう!!

9:00 集合場所である
Office de Tourismにて。
コルビュジェのツアーに参加する
メンバーが、ほぼ揃ったようである。
皆、夫婦や家族で来ているようで、
日本人&一人参加は私だけ。
お兄さんの黒いワゴンに乗せてもらい
休暇小屋のある海辺へと向かう。

フェンス沿いの細い小道を
一列に並んで、てくてく歩いているうちに
焦げ茶色の小さな小屋が見えてくる。
ここなんだ・・・!!

昨日、自己紹介してくれたガイドの女の子が
フランス語版、英語版の小さなパンフレットを
手渡してくれて、
皆でぞろぞろと小屋の中へ。

入り口を入って、すぐ左手の壁には
コルビュジェ・カラーとでも言うべき
赤・黄・青に彩られた絵が見える。
中は板張りになっていて
正方形に近い小窓と、縦に細長い小窓が
付いている。
女の子がフランス語で説明してくれるのだが
わ、わからない・・・笑

私たちの行動をかぎつけて来たのかどうか
分からないが、
「すみません、予約してないんですけど
ツアーに参加できますか?」と
若いカップルが、開いた窓越しに
女の子に尋ねている。
「できません。
Office de Tourismを通じて
予約して下さい」
このカップル、我々が
小屋の中で説明を聞いている間も
窓から覗き込んだり
なんとかして中に入れないか
企んでいたようだが
女の子はキッパリお断りして
窓をピシャリと閉めてしまった。笑

というわけで、
建築家ル・コルビュジェが好きで
これからCap Martinの休暇小屋を
見たいな、と思っている方。
覗き見なんてあくどいことはせずに
ちゃんと予約して、料金を払って
行きましょうね。

*******************

はい、今日はここまで。

*******************

この旅行中ではなく
以前のものなんですが、
Flickr
現在、フランス写真をUPしとります。
よろしければドウゾ

23.Carnoles

2006-10-25 22:51:55 | France
Blogのカテゴリに
「France」を追加しました。
読みにくかったからね・・・

さて、フランス旅行記の続きです。
バスが停まるのを待ち続ける
おばちゃんと、*orangeさん。

*******************

一時はどうなることやら・・・と
ハラハラしていたが
結局、バスが行ってしまってから
20分くらい待ったところで
私たちはようやく一台のバスに乗り
Carnolesまで辿り着くことが
できたのであった。
めでたしめでたし

Office de Tourism
(観光案内所)は、Carnoles市街地の
バス停から、目と鼻の先にある。
私が辿り着いた時は、すでに夕方の6時近かったが
幸運なことに、officeはまだ閉まってはいなかった。
やったぁ~!!

カウンター越しに出迎えてくれたのは、
2人組の女の子。
まだ10代だろうか。
ティーン向けのおしゃれ雑誌から
抜け出して来たかのようなかわいらしさ。
もう疲れてヘトヘトだったので
フランス語ではなく
英語でコミュニケーションを図る。
コルビュジェツアーの時間は・・・?

「集合時間ですか?朝9時ですよ」

よかった~!これで解決!
もう一人の女の子が
「こんにちは、私が明日コルビュジェツアーの
ガイドを務めさせて頂きます。
ではまた明日!」
と挨拶してくれた。
うれしいなぁ~!

女の子たちにお礼を言って
officeを後にする。

そのofficeから、これまた目と鼻の先に
「Marche U」という、
そこそこ大きなスーパーがあったので
そこで夕ご飯を調達することに。
この旅で、すっかりファンになった
peche jaune(黄桃)、それから
普段と気分を変えて
デリのコーナーで
クスクスをパックに詰めてもらう。
その日はなんだかとてもウキウキしてきて
レジのおばさんにも、元気に
「Bonjour!」が言えたように思う。

*********************

本日はこれにて。

22.Roquebrune-Madame bavarde

2006-09-25 22:24:56 | France
えーと、フランス旅行記の続きです。
バスが止まってくれなくて
行っちゃった~ってところからでしたね。

**********************

・・・もしかして、「乗ります」って
(サイン出したり)
意思表示をしてなかったからか・・・??
もしかして、さっき宿のお姉さんが言ってたのは
「運転手にお願いする」てことだったのかな・・・?

いくら鈍感な*orangeさんでも
さすがに気付いたもよう。
ちょうど、おばあちゃんが通りかかったので
「Carnolesへ行きたいんですけど」と
声をかけてみたら、やっぱりさっきのお姉さんと
同じような単語が聞こえたので
同じようなことを言っているのだろう。
「ーーーそうそう、そんな風に
指を突き出してね、運転手にお願いするんだよ」
よーしっ
今度こそ!!

ーーーしかし、待てども待てども
次のバスは来ない。
おーいっっ
どうなっとるんじゃ!?
しかも、時間を確かめようにも
時刻表がないから・・・ね?笑

不安と焦りで、居ても立ってもいられなくなり
Carnoles方向に、少し歩いてみることに。
別荘とおぼしき可愛らしい家々を縫うように
アップダウンの激しい階段が続く。
ゆったりした気持ちで、ピンクの花の咲き乱れる
小道をそぞろ歩ければ良かったのだが
今の私には、そんな余裕など
無いに等しい。
やっとこさっとこ石段を上がり
アスファルトで舗装された道へ出る。

おっ、バス停がある!
人もいる!!
確かに、そこにはおばちゃんが一人いて
バスを待っている様子。
よかった~~!
心細さもだいぶ紛れる。
そして、おばちゃんもCarnolesへ
行くのだと言う。

15分くらい経ったところで、
ふと、道路の縁のブロックに座っていた
おばちゃんが立ち上がる。
バスだ!!
おばちゃんは人差し指を立てて
運転手に向かってサインを送る。

が!
なんと、バスは通り過ぎてしまった・・・
「あらっ!!なによ、行っちゃったわ!!」
おばちゃんは、やおらケータイを取り出し
「ちょっと!!今ね、Carnolesに行こうと思ったんだけど
バスが止まってくれなかったのよ!!
全くどうなってるのよ!!
やんなっちゃうわ!!ブツブツ・・・」
受話器の向こうの誰かに向かって
文句を言い始めた。

ん~、私がもうちょっとフランス語話せたら
2人でブツクサ文句言ってるところなんだけどね・・・
勉強不足でごめんよ、おばちゃん。

**************************

今日はここまで。
相変わらずな進み具合でスミマセン・・・

21.Roquebrune-deux autobus

2006-09-03 21:27:54 | France
さてさて、旅行記の続きです。

部屋に戻って、枕元の壁についている
電話の受話器を取り
office de tourismのナンバーを押す。
どきどき・・・

ところがどっこい

・・・・・・・・
話し中ぅぅ~!?

何回かけてみても
ツーツーいうばかり。
え~~~っっ

やっぱり、直接出向かないとダメ?
しょんぼり

Cap Martinのoffice de tourismは
ここ旧市街ではなく
Carnoles(カルノレス)という
新しい市街地にある。
「このあたりにバス停はありますか?」
と私が尋ねるまでもなく、お姉さんは
「この裏の道をまっすぐ上ったところに
バス停があるわ。
そこからCarnolesに行けるわよ」
細かなフランス語は聞き取れなかったが
「はい、はいっ、わかりました」
と返事をし、
いざ、バス停へ!

「バス停」自体は新しいのだが
いかんせん、時刻表が・・・
ないっ!!
真っ白なのである。
ど~しよ~、バス停移動しちゃったのかなぁ・・・
でも、停留所の名前は書いてあるみたいだから
ここで待ってよっと・・・

ポツーン

20分くらい座っていただろうか。
観光バスと見紛うような
大型のバスが通りかかる。
おっ、来たのか!?
運転手のおばちゃんと目が合う。
すると、おばちゃんは表情を変えず
こちらへVサインを送ってよこした。
あれ!?
バス行っちゃうの!?
待って~~!!
おばちゃんともう一度目が合う。
相変わらず、Vの字を
こちらに向けられる。

ん~~~???

と、しばらくして
もう一台のバスが通りかかる。
そっか、2台目に乗れってことだったのか!

ところがどっこい
お姉さんの運転するバスは
停まるどころか
スピードを緩めることなく
走り去っていく。

ええ~~っっ
なんでぇ~~!?

*********************

今日はここまでぃ。

20.Roquebrune-dans un hotel

2006-08-27 20:18:34 | France
ふ~
ようやくフランス旅行記の
続きを書きます。

(前回までのあらすじ)
南フランスの海に面した小さな町、
Roquebrune-Cap-Martinに到着した*orangeは
炎天下の中を、宿を探して
グルグル歩き続け
やっとこさっとこ辿り着いたのでありました。

***********************

汗だくでヘトヘトになりながらも、
大きくてキレイなレセプションへ向かう。
迎えてくれたのは、黒いスーツ姿の
清楚、かつキリリとしたお姉さん。
一通り、部屋の説明を聞く。

おっ、今度の宿は
カードキーだ!
白くて、丸い穴がポコポコあいた
キーを貰う。

今晩の部屋は、今まで泊まった部屋の中では
格段にでかい。
これまたでかいダブルベッドが
どーんと置いてある。
うひゃー、一人じゃもったいないなあ。
バスルーム(シャワー)は広く
タオルはフカフカ。
わーい。

窓は縦長で、観音開きになっている。
わーい。
・・・ん?
海が見えない・・・
海側をリクエストしたし、メールの返事にも
確か「海側」って書いてあったのに・・・

キョトーン

・・・とりあえず、お姉さんに
部屋を変えてもらえるか
交渉してみよう・・・

「あの・・・、部屋を海側に変えてもらうことは
できますか?」
お姉さんは顔を曇らせ
「いいえ・・・今日は海側は満室なんです。
たぶん明日も・・・」
「そうですか・・・じゃあ、いいです!」
「申し訳ありません」
彼女は何度もそう言った。

うーん、私がメールの返事を
よく確認しないで
勝手に海側だって解釈しちゃったからだね。
まあ、しょうがないか。

おっと、このまま部屋で
ゴロゴロするわけにはいかない。
カップマルタンのoffice de tourismへ行って
明日のコルビュジェツアーの集合時間を
確認しなければ。
でも、もう時間は4時を回っている。
(フランスのoffice de tourismは
夕方5~6時くらいにはクローズ)
うーん、電話の方が早いかなあ?
でも、電話番号がわからん!!
というわけで、再びレセプションへ行き
カップマルタンの地図兼パンフレットを
もらう。
ついでに、この辺りの
スーパーの場所も聞いておく。

********************

本日はここまで・・・

19.Roquebrune-Cap-Martin

2006-07-10 22:21:06 | France
電車が、ようやく
Roquebrune-Cap-Martinに到着。
ドアのそばで談笑していたおばさま達が
ドアを開けてくれたので
私はそれに応じて
文字通り、電車をぴょんと
飛び降りる。

ここが、コルビュジェも過ごした
カップマルタンかぁ・・・

無人駅。
三角屋根の駅舎が
ぽつんと立っているだけ。

ホームの脇には、濃いピンクの花が
咲き乱れ、
辺りには鳥のさえずりが
響いているだけ。

私はしばし呆然と
ホームに立ち尽くした。

何も考えず。
ただ、自分の目に映るものを
ゆっくりと脳に焼き付けていた。
それだけ。

・・・と、いつまでも
ボーゼンとしているわけにもいかん。
ここへ来る途中で
コルビュジェの「休暇小屋」の
見学ツアーが、何時に始まるか
分からないことに気付き
今日のうちに、Office de Tourismに行って
聞く必要があったから。
早く今夜の宿へ、荷物を預けて
身軽になりたい。

私は、駅の裏手の
やや上り坂になった道を
慎重に上っていった。

太い道路にさしかかり
さて、地図で自分の位置を
確かめようか・・・

えっ??
道の名前が書いてない・・・?

ガビーン

それまで、訪れた街の
道という道には
ちゃんと、その通りの名前を表すプレートが
まわりの家の壁についていた。

しかーし。
ここRoquebruneには
そういったものが見当たらず。
まわりを別荘地用に、新たに開発したりして
そういうプレートはつけなくなって
しまったのか・・・?

困った・・・
うーん、誰かに聞くかなぁ。
でも、歩いてる人少ないし
観光客ばっかりのような気が・・・

と、その時。
「あら、あなたもしかして
何か探してるの?」
親切にも、若い女性二人組が
英語で声をかけてくれた。
きっと、海へ遊びに来たのだろう。
「Louis Laurenceねぇ・・・
うーん、多分ここの道は
そこの緑の柵のとこじゃないかしら??」
私が見せた地図を、しげしげ眺めながら
教えてくれた。
あ、ありがとう・・・!!

お姉さんに教えられた通りに
進んでみる。
が、ちょっと違うような・・・

うわ~ん
みつからないよぉ~~

もうとにかく、別荘地の間の
太い道路や細い路地を
上ったり降りたりしつつ
道を歩いている人に尋ねまくり
(ほとんど観光客)
よーーーうやく
今晩の宿にたどり着く。

6月の南仏。
海沿いのまっぴるま。
私はもうその時点で
体力をかなり消耗していた。トホホ

******************

今日はここまで。




18.Monsieur NAKATA continue....

2006-07-08 20:32:56 | France
Ventimiglia行きの電車が、ホームへ滑り込んで来た。
みんな、我先に、と
やや古びた、けして広くない車両内に
乗り込んでいく。

4人掛けのボックス席。
私がまごまごしているうちに
空いている席は
ナカタ兄ちゃんの斜め向かい側、くらいしか
なくなっていたので。

相変わらずサングラスをしているので
表情は分からないのだが
兄ちゃんは、至近距離で見ると
何となく近寄りがたい。
かっこいいんだけどね。

ドア付近で、旅行者とおぼしき
おばさまたちが
高らかな声で談笑している。

その様子が気に喰わなかったのか
別の理由なのか謎だが
「ちくしょう・・・」などと
つぶやき始め。
!!!??
な、なんでおこってるの!?
おばさまたち、そんなにうるさいかしら・・・
こわいよぅ・・・ブルブル

このお兄ちゃん、見るからに金持ちそうだから
絶対モナコで降りるよなぁ・・・

※ちょうどNiceとRoquebrune-Cap-Martinの
中間あたりに、Monacoがあるのです。

そのうち、車内が空いてきたので
とりあえず、反対側のボックス席に
そそくさと移動。

モナコ到着。
降りるぞ降りるぞ・・・

ちらっ
あれ?降りないよ?

ナカタ兄ちゃんは、私の降りる
Roquebrune-Cap-Martinでも
相変わらず腰を上げる気配はなく。
コンバース履きの長い足を
反対側のボックス席にのっけて
腕を組んだまま
窓の外の海をにらんでいた。

兄ちゃん、イタリアまで行ったのかな・・・

*********************

きりがいいので
今日はこここまで~。



17.Monsieur NAKATA

2006-07-05 23:21:16 | France
中田、ついに引退してしまうそうですね。
もうテレビなんかで、サッカーの試合を観ても
彼の姿を見ることはないのかな、と思うと
さびしいなぁ~と思います。

彼は、自分がサッカーをする上で
これだけはやり遂げたい、と決めたことを
十分やったのか。
ちょっと気がかりです。

おや、ちょうど旅行記にも・・・

えーと、南仏マルセイユを経て
Roquebrune-Cap-Martinへ向かうところまで
書いたんでしたね。

**********************

Niceで、いったん電車を降り
イタリアの街、Ventimiglia行きの
ローカル線に乗り換える。

気がつくと、Nice駅のホームは
リゾート地へ向かう人々で
溢れそうになっていた。
さすがに暑いので
タンクトップやノースリーブの
装いが目立つ。
女性は、白やピンクの
明るい色の服に身を包み
ニコニコ楽しそう。

うーん・・・トイレ行きたいけど
もうすぐ電車来ちゃうから
とりあえずガマンだわ。

と、その時。

私の左隣に、背の高い
がっしり体型のお兄さんが。
髪型は、ソフトモヒカンというのか・・・
ジーンズはいて、コンバースはいて、
ギャル男が持っていそうな
セカンドバッグを持ってるんですよ。

サングラスをしているので、
表情は読み取れない。

でも、
なんか、中田みたいじゃない?
雰囲気が・・・

ほ、本物!?

ちらっと、お兄さんの腕を見たら

よかったぁ~。
金髪だった。ハハッ
本物なわけないよねぇ~

********************

えっ?ここまで??

16.des manufactures de Marseille

2006-06-30 22:15:53 | France
実家からナスとインゲンをもらったので
人参とエリンギも入れて
ラタトゥイユもどきを作ってみました。
うん。味はともかく
なかなかヨイでき。

あっ。
インゲン入れるの忘れた・・・

というわけで、旅行記の続きを。

************************

ぶらぶら歩きの楽しかった
「南仏のパリ」Aix en Provenceに別れを告げ、
今回の旅の最終目的地である
Roquebrune-Cap-Martinへと向かう。

この「ロックブリュンヌ・キャップ・マルタン」は
Nice(ニース)から、在来線で30分ほど
イタリア方向に行ったところにある
小さな海辺の街。

なぜそんな小さな街に行くか、というと
以前も書いたが、私は建築に興味があって
ル・コルビュジェという建築家の建てた
休暇小屋が、この街にあり
ずっと、見に行きたいと思っていたから。

Aix en Provenceを出発したTGVは
私が数日前に訪れたMarseilleを通り
Niceへと向かう。

前日、TGVの切符を買う時
SNCFのお姉さんに
「海側の窓際の席あいてますかっ!?うみがわまどぎわっ!!」
と、食ってかかり、

ではなく、確認してから
購入した甲斐があった。
お姉さんが終始ポーカーフェイスだったのが
若干気になるが。

TGVに乗り、しばらくすると
Marseilleの青い海と
うらさびれた街並みが現れる。

煉瓦造りの古い、大きな煙突。
「SAVON」と書いてあるから
マルセイユ石鹸を作る工場なのだろう。
さまざまな人種の労働者が
この中で、汗を流し、動いているのだろうか。

***********************

今日はココマデ。


15.dans une librairie

2006-06-29 21:49:41 | France
昨日から頭痛が・・・
歩くとがんがんいうんだけど
どうしちゃったのかしら?

今日は早く寝なきゃね・・・

さて、旅行記の続きをちょっとだけ。
Aix en Provenceの美術館のところまで
書いたんでしたね。

********************

Mirabeau通りの本屋さんを
覗いてみたくなり
そろそろと入ってみた。
何せ、こっちの(フランスの)
お店は、フラッと入って、何も買わずに
フラッと出て行くことができないんだもん。
ちゃんと、買いたいものがあって
「よしっ」と心に決めてからじゃないと
入れない。

マルセイユ関係の本が、けっこうあったのには
びっくり。
確かに、ここAixからバスで30分、
TGVだと15分。
激近。
以前、フランスに来た時
マルセイユの本をNiceで
見つけようと思ったら、
いまいち良さげなものが
見つからなかった。
Niceは、南仏でも大都市の部類に入るのに。
・・・なので、意外である。

というわけで、いろいろ立ち読みし
「Le Pieton de Marseille」
という本が気に入って
レジに持っていく。

レジの脇にいた黒人さんが
(店員さんかな?)
「あなた、マルセイユ歩くのぉ~!?」
とビックリしていた。
「い、いや、歩きませんよ?
ただ見るだけです!」
確かに、あんまり治安がよくないとされている
マルセイユを、子供同然の・・・いや
そう見えるであろう私が
一人で歩くのはチャレンジャーだ、と
思われても仕方あるまい。

いーじゃんべつにぃ~!!
本屋を出ようとしているときも
レジ打ちのお兄さんと二人で
「おい、あの子マルセイユ
歩くのかなぁ~??」
とうわさを・・・
も~しつこいってば!!

でも今、東京に帰って来て思うと
そんなフランス人のおせっかいが
むしろ、あたたかく感じてならない。

************************

今日はここまで~ぇ。