*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

あじさい

2007-06-24 21:50:32 | Weblog

「あじさいの花がひとつ咲いていました
小雨まじりの梅雨の宵
鉄道線路行ったり来たり」

「さいだぁのストロオに細い指をからませて
遥か遠い蜃気楼できみが笑いました」

サニーデイ・サービス「あじさい」より
一部抜粋

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鎌倉へ行きました。

本日のよりみちコースは

Bergfeld*
ドイツ菓子、パン

報国寺*
ただただ、静寂の竹林

杉本寺*

瑞泉寺*

cobo cobo*
甘く煮た栗のパン、オイシカッタデス

five from the ground*
時が止まってしまったかの如き空間と
古道具たち

夢松堂
画家・ささめやゆきさん*
あたたかな絵

etc.





東京_雑踏_そのさきに

2007-06-23 21:01:09 | Weblog
乃木坂・ギャラリー「間」へ
ポルトガルの建築家
アルヴァロ・シザの
展覧会を観に

彼にとって、絵を描くことは
建築家という仕事からの
エスケープなんだって

そういう考え方もできるんだなって

ミッドタウンの外のベンチは
都会らしからぬ
緑の風が吹き抜けてたから

ついつい長居して

新宿御苑・Place Mで
森山大道さんの「上海」
古びた集合住宅のモノクロームに
御徒町あたりの風景を重ね合わせ

タワレコにて
アコーディオン奏者
中山うりちゃんの織りなす
あたたかい調べに
黄金色に染まり始めた
新宿の雑踏を思いつつ

渋谷はパルコの
ホンマタカシさんの展覧会へ

Kさんが立ち読みしてたけど
声はかけなかったんだ
こないだ会った時より
ちょっと元気そうだったから

口もとに穏やかな
笑みを浮かべてたからさ


Hello Typographic Printing!!

2007-06-16 22:49:32 | pleasure
青山ブックセンターで開かれている
「活字版印刷FESTIVAL」で
実際に印刷を体験してきました!!

最近、そのアナログな風合いが
見直されてきているらしき
活版印刷。
どんなものなんだろう・・・
どうやって印刷するの・・・?
と、思っていたのですが

印刷したい文字を
箱からひとつひとつ選んで
「ステッキ」という型に
横一列に並べ。
文字と文字の間(空白にあたる部分ですね)
には、それ専用の部品
(「込め物」というらしい)を
ステッキの大きさに合わせて、きっちり
詰めていきます。

版が完成したら、印刷機にセットして
インキをまぜまぜ。
紙を差し込んで、ハンドルをぎゅっと押すと

完成!!
おお~~~

仕上がりは
スタンプなんかとは違って、
「印刷したぞ」感があります。

参加者は、便せんと封筒に
好きな英字を入れて
オリジナル・レターセットを作れるのですが
私は自分のメールアドレスに
ちなんだ言葉を入れてみました。

実際にやってみると
ほんとにアナログ。
びっくりの連続で。

昔の新聞や書籍は
こうやって、一つ一つ
文字を拾って並べて
印刷していたんだね。
今の印刷技術からは考えられないくらい
時間や手間もかかったんだろうな。

ひさびさに、どきどきわくわくを
味わいましたとさ

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活字版印刷ワークショップ
会期中の水・木・土曜日に
行われます。
興味のある方、ゼヒドウゾ







足跡

2007-06-09 01:53:05 | Weblog
topoさんと、夜道をてくてく
かつて通ってた大学へ

もう卒業してから
ずいぶん経っちゃったんだよね

校舎はイマドキノワカモノ向けに
どんどんコギレイになって
かつて入り浸ってたサークルの部屋は
跡形もなくなって

だけど、その場所にふんわり漂う空気と
学生たちの笑い声を
身体いっぱいに浴びているとね

いつだって
たぶん、おばぁちゃんになってもね
一瞬のうちに
あのころに戻れるぞーっていう
気分になるんだ

夜道に灯る赤提灯
いつも素通りしてたお好み焼き屋

あのころより、すこし大人になって
すこし人生の痛みや
社会の荒波ってやつを体感して

いつだって戻れるよ
たまには振り返ってさ