雨あがりのしもきたは。
線路ぞいの紫陽花が
赤紫やブルーの
グラデーションに染まって。
踏切が開いた
そのわずかな時間をねらって
シャッターを切りに走る。
綿ぐものすきまから
うすい青紫の空がのぞく。
ごぶさたの夕暮れの光が
ザ・スズナリの建物に
ふりそそいで。
草の茂みにあつまった
雨のつぶつぶと
夕闇のほの暗さ。
陽もすっかり暮れて
あたりをブルーの闇と
ネオンの星たちが包むころ。
音楽をひとつぶ。*
もうひとつぶ。*
APOGEEの
永野さんのうたごえは
ふだんの
エレクトロニックな音とちがって
人間のあたたかみと力強さが
感じられて。
MAMALAID RAGの田中さんは
華奢なからだから
うっとりするような
ハイトーンヴォイスを。
さっき目の当たりにした
青紫の空と夕闇が
もういちど甦ってきて。
線路ぞいの紫陽花が
赤紫やブルーの
グラデーションに染まって。
踏切が開いた
そのわずかな時間をねらって
シャッターを切りに走る。
綿ぐものすきまから
うすい青紫の空がのぞく。
ごぶさたの夕暮れの光が
ザ・スズナリの建物に
ふりそそいで。
草の茂みにあつまった
雨のつぶつぶと
夕闇のほの暗さ。
陽もすっかり暮れて
あたりをブルーの闇と
ネオンの星たちが包むころ。
音楽をひとつぶ。*
もうひとつぶ。*
APOGEEの
永野さんのうたごえは
ふだんの
エレクトロニックな音とちがって
人間のあたたかみと力強さが
感じられて。
MAMALAID RAGの田中さんは
華奢なからだから
うっとりするような
ハイトーンヴォイスを。
さっき目の当たりにした
青紫の空と夕闇が
もういちど甦ってきて。