*orange bicycle*

写真のこと、日常のことなど書いていきますですよぉ

林檎の礼拝堂

2006-10-29 21:10:33 | pleasure
またまた、ステキなお店を発見。

ゼラチン・シルバー・セッション」ていう
瀧本幹也さん、平間至さん、広川泰士さん、藤井保さんの写真展を観に
原宿の「kurkku(クルック)」へ。

「kurkku」は
花屋さん、カフェ、レストラン、雑貨屋さん、本屋さんが
寄り添って、ひとつのコミュニティのような
空間を作り出しているのです。

写真展は、雑貨屋さんのフロアの一角に。

個人的には、もうちょっと広いスペースに
展示してあげてほしかった気もしますが
4人が、自分で撮った写真を
交換して、現像は別のヒトがする
っていうアイデアは
新鮮でいいなぁ、と思いました。

うーん、広川さんの現像した写真が
自分の目指す写真に近いかも・・・

おとなりの
本屋さんのセレクトがまた、秀逸なのですよ。
自然やエコロジーの本を中心に
デザインや、写真や、旅の本が
木の棚に並べられていて。

うわーーー
全部読みたい!!

その中で、私の心を
捉えて離さなかった本が一冊。
どうしても、おうちに連れて帰ってほしい、
と訴えかけるので
せっせと本の整理をしている店員さんに
そっと手渡し、紙袋に入れてもらうことにしました。

「林檎の礼拝堂 La Chapelle des pommes」

どんな本かは、また後ほど。




23.Carnoles

2006-10-25 22:51:55 | France
Blogのカテゴリに
「France」を追加しました。
読みにくかったからね・・・

さて、フランス旅行記の続きです。
バスが停まるのを待ち続ける
おばちゃんと、*orangeさん。

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一時はどうなることやら・・・と
ハラハラしていたが
結局、バスが行ってしまってから
20分くらい待ったところで
私たちはようやく一台のバスに乗り
Carnolesまで辿り着くことが
できたのであった。
めでたしめでたし

Office de Tourism
(観光案内所)は、Carnoles市街地の
バス停から、目と鼻の先にある。
私が辿り着いた時は、すでに夕方の6時近かったが
幸運なことに、officeはまだ閉まってはいなかった。
やったぁ~!!

カウンター越しに出迎えてくれたのは、
2人組の女の子。
まだ10代だろうか。
ティーン向けのおしゃれ雑誌から
抜け出して来たかのようなかわいらしさ。
もう疲れてヘトヘトだったので
フランス語ではなく
英語でコミュニケーションを図る。
コルビュジェツアーの時間は・・・?

「集合時間ですか?朝9時ですよ」

よかった~!これで解決!
もう一人の女の子が
「こんにちは、私が明日コルビュジェツアーの
ガイドを務めさせて頂きます。
ではまた明日!」
と挨拶してくれた。
うれしいなぁ~!

女の子たちにお礼を言って
officeを後にする。

そのofficeから、これまた目と鼻の先に
「Marche U」という、
そこそこ大きなスーパーがあったので
そこで夕ご飯を調達することに。
この旅で、すっかりファンになった
peche jaune(黄桃)、それから
普段と気分を変えて
デリのコーナーで
クスクスをパックに詰めてもらう。
その日はなんだかとてもウキウキしてきて
レジのおばさんにも、元気に
「Bonjour!」が言えたように思う。

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本日はこれにて。

花屋にて

2006-10-21 17:15:50 | Weblog
いつもなら飛び回っている時間ですが
今週あたまくらいから、体調を崩してしまい。
送別会だったんで
いつもの調子で飲んだら
フラフラになって
やっとの思いで帰宅。
薬飲んでる時は、酔いが回るのが早いということを
あとで知りました。
ははは


送別会の花束を作ってもらってるとき
ちょっと写真を撮らせてもらいました。

黄色いバラと、紫の小さな花
(なんていうのかな、ドライフラワーによく使う花で
さわるとカサカサ音がするやつ)
同じく紫のマーガレットみたいな花を
合わせて。
「えっ!?」という組み合わせですが
贈られるヒトをイメージしたら
こうなったのであります。

お店のおばちゃんが、中学生の頃の話をしてくれました。
父親のライカを
修学旅行に持ってったら
集合写真を撮る写真屋さんに
「そのカメラ、分けてくれない?」
とお願いされたそうな。

ライカかぁ~!
まだまだ初心者の私は
ライカの良さを語るおばちゃんの話に
興味しんしん。

今度、カメラ屋さんを覗いてみようかなぁ

時の流れを抜け出して

2006-10-15 22:28:05 | pleasure

その洋館
の存在を知ったのは、小学校のとき。
薄っぺらい雑誌に載っていた、三角屋根の写真と
その洋館で育ったという婦人の言葉。

その洋館のお庭は、今では公園になっていて。

玄関の扉を開け、中へ入ると。

広い広いロビー。
赤い絨毯に、木の階段。

鼈甲色のステンドグラスは
眠たそうな光をたたえて。

今にも、奥の間から
お嬢さんと女中さんが
おしゃべりしながら
出てくるんじゃないか。

住人やその親戚、そのほか
ここに招かれ、集った
たくさんの人に
深く愛されたのだろうなぁ

そんな思いが、木の柱や
窓や暖炉に染み込んでる気がして。

窓の外は
黄色く色づき始めた木。

ああ、そうか。
てっぺんから順繰りに
シニャックやスーラの絵みたいに
点々々・・・と色を
乗せていくんだ。


shita machi hai kai

2006-10-14 22:15:21 | pleasure
谷中の芸工展へ行ってきました。

谷中、根津、千駄木のあちこちのお店やギャラリーで
イベントを催しているわけでして。
小さなオレンジ色の幟があったら、そこが目印。

金魚ギャラリー
SCAI THE BATHHOUSE
LIBRE
千駄木空間
・・・・・・

すごい!!
この界隈って、意外にギャラリー多いんだ・・・

作家さんとのおしゃべりを楽しみつつ、

新しい雑貨屋の発見に感動しつつ、

締めくくりは、ステンドグラス工房「nido」にて
キャンドルの灯された卓上に
しゅしゅ・・・と走る小さな汽車を
眺めておりました。

私の気持ちも、キャンドルの光みたいに
優しくなれるかなぁ

秋浪漫、国立

2006-10-07 21:37:08 | pleasure
JR国立駅の駅舎が
もうすぐ取り壊しになってしまうと聞き。
その姿をファインダーに留めるべく
ちぎれ雲浮かぶ青空のまぶしき
文教都市に降り立ちました。

写真撮ってたら
小学生諸君がやってきて。
「すいません、学校の社会科の勉強で
しつもんしてるんですけど、
国立駅、こわされちゃうんですけど、
どうおもいますか?」って。
聞かれたんですよ。
「うーん・・・もったいないですねぇ」
「もったいない、ですか。(メモを取る)
ありがとうございまーす」

去っていく小学生諸君。
おおーい
それだけでいいのか君たち!!
古き建物を守ることの大切さについて
滔々と述べようと思ったのに。
ちぇっ。笑

もう一つ、目的があって。
agreable musee」ていう
ショップ&ギャラリーに
行ってみようと。

ナチュラル、かつデザインに力を入れてそうな
お洋服と、雑貨のお店。
おや、カフェもくっついているのね。

店内をぶらぶらしていたら
ピアノの音が。
凍えた首を、マフラーでやさしく包むような
ふんわりあったかい音。
弾いていたのは、さっきまでカウンターに座ってた
外国人のお兄さん。

ピアノのあるカフェ!!

秋を告げる
ロマンティックな贈り物。

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ちょこっとですが、過去の写真を載せました。



しゃけかん

2006-10-05 22:35:06 | Weblog
しゃけかんが

いっこだけ余ってて。

どうしよっかなぁと
思ってたんですが。

野菜を煮込んだ
牛乳なべに

どぼーんと入れたら。

なんだ
おいしいじゃん

たいくつな仕事も

なべにどぼーんして
ぐつぐつ煮込んだら。

おいしくなるかなぁ