毎日、テレビで福島県内各地の放射線数値が発表されています。しかし、小さな変動を繰り返すだけで変化は殆ど見られません。セシウム137の半減期は約30年だそうです。今の放射線数値は、このセシウムが発するものだとすれば、今後の減少は期待できないのではないかと思います。
郡山市の安積黎明高校(旧安積女子高校)では、校舎敷地内での放射線数値を詳しく測定し、学校HPで公開しています。私もダウンロードして拝見しましたが、素晴らしい調査結果です。高校にできて各自治体にできないことが情けない。
白河市も測定するべきだと思いますが、「県が測定しているし、白河市に測定器はない」という返事です。これで納得することはできず、私個人でガイガーカウンターを購入し、市内各地の放射線数値を測定して歩いています。
夕方5時、福島県県南振興局前で測定を開始しました。ここは、テレビで公表されている白河市の数値の測定場所です。偶然、数メートル後方で県職員の方が放射線数値を測定していましたが、私のガイガーカウンターとは違って本格的なものでした。職員さんに声をかけさせていただき、話を伺いました。放射線数値は風などの影響で大きく揺れるので、3秒・10秒・30秒と3回測定し、その平均値を公表されているそうです。また、沼地や湿地帯では驚くほど高い数値を確認することもあるそうです。
市役所前です。
大信庁舎前です。大信は地震の被害が大きい地域です。写真の庁舎も被害を受け使用禁止となっています。放射線数値も大信地区は高めです。この日は、地面から1メートル地点で、0.96でした。
東庁舎前です。表郷庁舎前と東庁舎前は、白河市の公表数字より低い数値でした。風などで大きく数値が揺れるので再度測定したいと思いますが、この日は地面から1メートル地点で0.18でした。簡易な測定器なので測定に時間がかかります。室内など空気の流れが少ない場所では、数値が止まりますが、屋外では数値が揺れるため、測定は難しいことがわかりました。また、地面は高く、そこから上にいくと数値が低くなります。県公表数値は地面から1メートル地点の数値です。
白河第一小学校校庭の地面数値です。文部科学省が発表した数値も高かったので気になっていましたが、やはり標高が高い地域にある大信と白一小地区は数値が高いことがわかりました。私の自宅前の庭では、地面数値が最大2.3マイクロシーベルトでした。
私は、郡山市の小学校のように、白一小と大信地域の小学校校庭地面の土も削るべきであると思います。子どもの健康を考えれば、「念には念を」ではないでしょうか。
さて、自宅の庭で放射線数値を下げる努力をしています。自宅室内の数値は、0.1。年貢町木造家屋1Fの数値は、0.08でした。家庭菜園用のビニールハウス内は、0.1。ベランダなどの軒先も同程度の数値。これで、雪や雨が降りない場所は低いことがわります。
庭の地面を2センチほど削り、軽く耕してから測定すると、驚くほど数値が下がりました。
放射線数値は数メートル違う場所で測定しても大きく変化します。今後、市内各地で測定をしてみたいと思います。
郡山市の安積黎明高校(旧安積女子高校)では、校舎敷地内での放射線数値を詳しく測定し、学校HPで公開しています。私もダウンロードして拝見しましたが、素晴らしい調査結果です。高校にできて各自治体にできないことが情けない。
白河市も測定するべきだと思いますが、「県が測定しているし、白河市に測定器はない」という返事です。これで納得することはできず、私個人でガイガーカウンターを購入し、市内各地の放射線数値を測定して歩いています。
夕方5時、福島県県南振興局前で測定を開始しました。ここは、テレビで公表されている白河市の数値の測定場所です。偶然、数メートル後方で県職員の方が放射線数値を測定していましたが、私のガイガーカウンターとは違って本格的なものでした。職員さんに声をかけさせていただき、話を伺いました。放射線数値は風などの影響で大きく揺れるので、3秒・10秒・30秒と3回測定し、その平均値を公表されているそうです。また、沼地や湿地帯では驚くほど高い数値を確認することもあるそうです。
市役所前です。
大信庁舎前です。大信は地震の被害が大きい地域です。写真の庁舎も被害を受け使用禁止となっています。放射線数値も大信地区は高めです。この日は、地面から1メートル地点で、0.96でした。
東庁舎前です。表郷庁舎前と東庁舎前は、白河市の公表数字より低い数値でした。風などで大きく数値が揺れるので再度測定したいと思いますが、この日は地面から1メートル地点で0.18でした。簡易な測定器なので測定に時間がかかります。室内など空気の流れが少ない場所では、数値が止まりますが、屋外では数値が揺れるため、測定は難しいことがわかりました。また、地面は高く、そこから上にいくと数値が低くなります。県公表数値は地面から1メートル地点の数値です。
白河第一小学校校庭の地面数値です。文部科学省が発表した数値も高かったので気になっていましたが、やはり標高が高い地域にある大信と白一小地区は数値が高いことがわかりました。私の自宅前の庭では、地面数値が最大2.3マイクロシーベルトでした。
私は、郡山市の小学校のように、白一小と大信地域の小学校校庭地面の土も削るべきであると思います。子どもの健康を考えれば、「念には念を」ではないでしょうか。
さて、自宅の庭で放射線数値を下げる努力をしています。自宅室内の数値は、0.1。年貢町木造家屋1Fの数値は、0.08でした。家庭菜園用のビニールハウス内は、0.1。ベランダなどの軒先も同程度の数値。これで、雪や雨が降りない場所は低いことがわります。
庭の地面を2センチほど削り、軽く耕してから測定すると、驚くほど数値が下がりました。
放射線数値は数メートル違う場所で測定しても大きく変化します。今後、市内各地で測定をしてみたいと思います。