無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

明日は、野良猫病院開院日

2017年02月01日 22時51分34秒 | 動物愛護
昨日は、117人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて明日、NPO法人が運営する「野良猫病院」を開院させる日です。
毎月第一木曜日に開院することにしています。
昨年3月から野良猫病院を開院していますが、野良猫の繁殖防止を目的に、ボランティアによる不妊去勢手術を行っています。
これまでに白河市内を中心に県南地区の野良猫約300頭の不妊去勢手術が完了しました。
増加しなければ、いつかは野良猫はいなくなります。
棄てる人がいないことが前提ですが。
猫の遺棄と不妊去勢手術の徹底が、不幸な野良猫の撲滅に繋がると当会は提唱し、実践しています。

本日はそのため、市内の野良猫に餌をあげている方で、当会の趣旨に賛同し、不妊去勢手術の推進に協力的な方から相談を受けた方のお宅を訪問し、捕獲及び病院までの搬送のお手伝いをしてきました。
野良猫のために、自ら不妊去勢手術の費用を負担しても良いという方々ばかりです。
我々の活動が口コミで広がり、本日も6件のお宅から依頼を受けました。
依頼者の多くが高齢者であり、「可哀想だから」と餌をあげているようです。
しかし、昨今行政から「野良猫に餌をあげないで」とのチラシ等が回覧され、困っている高齢者が多いということがわかりました。
我々も、単に餌をあげるだけでは近隣の迷惑になりいけないと考えれいます。
しかし、野良猫も生きようと必死です。
餌をあげなくなれば、ゴミをあさり人の家に入り込み悪さをするでしょう。
でも、野良猫が悪いわけではないと考えています。
人間が不注意に繁殖させ、飼えなくなり捨てる行為が横行した結果、野良猫が発生しているのです。
そして、餌をあげている人は「可哀想」と言う気持ちを持つ心優しい人たちばかりなのです。

それらの解決のためにも、現在の活動を動物の好きな方はもちろん嫌いな方にも理解していただけるよう、不妊去勢手術を行うこととトイレ等の設置及び後始末を皆さんに訴えています。
野良猫の寿命は5年から10年位と言われています。
市民の皆様に長い目で見ていただき、理解していただけるよう活動していきたいと思います。