無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

給食費無料化について、一言

2016年03月10日 06時15分29秒 | 議員活動
おはようございます。昨日は、153人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて昨日、一般質問を行いました。
昨日も申し上げましたが「中心市街地の活性化」「空家対策」「文化交流館の運営」「子どもの貧困対策」の4点について、市長及び市当局の考えを聞きました。

私は市民目線を大事にしたいと考えています。
昨日の質問において、

中心市街地活性化の事業費に関して、平成21年度から平成25年度までに約106億円を支出し
平成26年度から平成30年度までは文化交流館、マイタウン改修など約140億円の事業費を予定しているとのことでした。


次に空き家対策では、2月末までに空家の調査が終了し、市内に約1000戸以上の空き家があることが判明し、今後利活用を希望している方や、危険な建物への対応などを計画的に行うとのことでした。

文化交流館運営について、平成28年度に計上された約5億円の内訳について確認しました。
施設管理委託料(いわゆる指定管理料) 1億3700万円については、8月から29年3月までの8か月分であり、年間ベースでは約2億600万円になるということでした。


子どもの貧困対策のうち、給食費の無料化について、無料化に必要な額が約3億円、現在就学援助として無料化している分は約4000万円とのことでした。


このうち、給食費無料化について、市長は12月議会において他議員の質問に「無料化には2億3億というお金がかかる。財政運営等を考えたとき、維持できるかどうかわからない」との答弁でした。
私は今回、この答弁を引用し、
「文化交流館の指定管理料には2億円以上のお金がかかることとなっている。社会の宝である子どもたちやそれを育てている父母への支援として給食費の無料化は必要ではないのか。文化交流館は喫緊の課題かもしれないが、この問題も同レベルの課題ではないのか」
との質問に
「文化交流館は喫緊の課題であり、維持管理経費については必要である。給食費の無料化ついては、生活困難な家庭については現在も無料となっている。今後検討はしていく」
との答弁でした。

市民目線から言うと「中心市街地の活性化には100億円以上かけても子どもたちへの支援にはお金が出せないのか」「文化交流館を利用する裕福な人たちは大切でも、子どもたちを必死に育てている父母たちのことはいいのか」と問いたくなります。受益者負担というのがあります。であるなら、文化交流館も経費に見合った利用料としてはいかがかと思うのは私だけでしょうか。なぜなら、給食はすべての子どもたちが一度はお世話になりますが、文化交流館には一度も足を踏み入れない方もいると考えるからです。

皆様はどう感じますか。