無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

第22回原子力損害賠償紛争審査会傍聴申込受付中

2012年02月04日 17時02分27秒 | 福島原発事故 放射能汚染
本日2月4日、先日お知らせした厚生労働省のパブコメ募集締め切り日となります。私もコメントを提出しました。詳しくは、先日のブログ記事をご覧ください。

 今回のパブコメは、今度改正される飲料水・食品等に含まれる放射性物質量の基準値についてです。私は、飲料水については、妥当であると思いますが、牛乳及び乳児用食品については、飲料水並みの厳しい基準値が必要であると思います。また、一般食品(100ベクレル)については、現在の500ベクレルよりは厳しい基準ですが、内部被曝を考えれば、更に厳しい基準値を求めたいと思います。また、米と大豆に関しては、経過措置がとられますが、これについても納得いかないことを意見させていただきました。米や大豆の経過措置は、多分昨年収穫したものを流通させ終わる時期をみてのものではないかと推測しました。しかし、一番重要なのは、子どもの健康であり、経済よりも優先するべきです。このことから、経過措置について意見をしました。

 法の改正などにあたり、広く国民の意見を聞くためにパブリックコメントを募集しているわけですが、今回のように、福島県民にこそ重要な問題は、どんどん意見をするべきであると思います。ここで決まったことが、自分の問題となるわけです。ぜひ、政治に関心を持っていただきたいと思います。

 さて、2月9日に第22回原子力損害賠償紛争審査会が行われますが、残念ながら、また東京での開催となるようです。私は、他の用事があり参加できません。
 
詳しくは、原子力損害賠償紛争審査会HPをご覧ください。

日時:平成24年2月9日(木曜日) 14時00分~17時00分
場所:文部科学省(中央合同庁舎7号館東館) 3階講堂
議題:(1)東京電力株式会社による賠償の現状について
   (2)緊急時避難準備区域解除後の現状について
   (3)除染の現状について
   (4)指針策定に向けた論点について
   (5)その他


 さて、福島県は18歳以下の子どもの医療費を無料化にする方向で進んでいますが、私はこの目的に大きな疑問を感じています。新聞等を見ても、福島県としては避難者の帰還を促すため、人口の流失を防ぐために医療費無料化を進めるようです。しかし、本来心配しなければならないのは、健康であり、そのためには、避難を推進する必要性のある地域も福島県には存在すると私は思っています。

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