無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

白河第一小学校校長に面会

2011年05月25日 08時02分07秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 昨日、白河第一小学校の校長先生と学校の放射能汚染土等について話をしました。

 先日、教育長から市内の学校の放射線測定値一覧表をいただきました。この中で、白一小数値は私が測定した数値よりも大幅に低いこともあり、測定方法等についても質問をしました。校長先生のお話では、学校敷地内いろんな場所で測定を行っているそうです。やはり、落ち葉が積もった側溝などでは非常に高い数値だということで、子どもたちには危険だから近寄らないようにと説明しているそうです。施設管理者としては、危険な箇所はない方が良いわけですし、放射能に汚染された土は除去してほしいという考えをお持ちだということです。しかし、学校独自に行うには、費用の問題や汚染土の処理の問題があります。やはり市の判断で行うしかないのです。

 白一小では、PTAの意見もあり運動会は延期となりました。6月のPTAによる草刈りも中止になったそうです。学校により、放射能に対する温度差があるようです。

 私は、数値に関係なく市内すべての学校の校庭及び敷地内の土を削る必要があると思います。今後も強く市に要望をしていきます。


 ある白河市民の意見です。「年間被曝量1ミリシーベルト以上の被曝をする地域の子どもは、疎開させるべきだ」 私も同意見です。しかし、それが簡単にできないのであれば、被曝を抑える努力を必死に行う必要があります。お子さんをお持ちの方々の不安はピークに達しています。

 さて、「小出裕章(京大助教)非公式まとめ」を読むと悲観的になります。福島原発の状況は今後どうなるのか?なぜ、行政は何も指示を出さないのか?いろんな疑問があると思います。もし、再度爆発したとすれば?自動車保険に皆が加入するのは、万が一の事故に備えてです。一度爆発し、専門家が再爆発の危険を指摘しているのに、何の指示もないことに疑問を感じています。私は、屋内退避となった場合(自主的も含め)に備える必要があると思います。

 

 
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