温泉にゃんこのネコ散歩

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

半七・福治の会☆夏

2006-06-23 10:30:14 | ノンジャンル
全国数百ヶ所の温泉地を制覇している温泉の達人「いなせ家半七」師匠が、池袋演芸場に登場します。梅雨のジメジメした気分を、落語を聴いて吹き飛ばしませんか?

          『半七・福治の会』

池袋演芸場 平成18年6月24日(土) 18時開場 18時半開演
前売り2000円 当日2500円 問合せ:春々堂 03-5447-2131

池袋演芸場→http://www.ike-en.com/info/index.html#guide
いな半師匠HP→http://www2.ttcn.ne.jp/~inahan7/

       

四万☆着物散歩5

2006-06-22 20:17:22 | 温泉
今日のお昼は、中心街にあるお肉屋さん「鳥勢」でラーメンと決めていた。新潟県人はラーメンにはうるさいのだが、きっとここの手造りラーメンなら大丈夫!暖簾をくぐると、気さくな女将さんがいつものとおり奥のお座敷に案内してくれる。ここは対岸の緑と四万川の清流を存分に望める一等席だ。女将さん曰く、
「お着物いいわねぇ~。でも一番キケンな食べ物選んじゃったかもよ。今タオル持ってくるから、襟元にダラーンとかけてガードして食べてちょうだいね(笑)」
ご指導通りにお借りしたタオルをダラーと垂らして、激ウマの味噌ラーメンをすすり始めたところ、新たなお客さんの気配が…うっ!私ら恥ずかしいカッコかも(><; と思っていたら、なんとお知り合いのオフィスTENの天川彩さん御一行だった。今日はオフィスTEN主催の「コミニュケーション講座in四万温泉」の初日。実はにゃんここの講座の企画のために、先月天川さんを四万にご案内していたのだ。その時にここのラーメンは美味しいっすよ!と言ったのを覚えて下さっていて、この日のバッタリ!になったというわけ(0^; ちょうど四万にいる日がシンクロしていたので、きっと会えるだろうと思っていたのだがこういう形になるとはトホホである。でもにゃんこらしいか…。この翌日が、天川彩さんが原作本を手がけた「タイヨウのうた」の公開日。ちょうど原作本を持参していたので、ここでサインをしていただく。なんか四万でサインというのもいいかも。せっかくなので参加の皆さまと記念撮影をしてお見送りする。この四万の地で実り多い時間を過ごしていただき、この地を好きになってもらえたら嬉しいにゃ =^^=

  

お腹がいっぱいになったところで、次は食後の焼酎(?!)を…。以前から覗いてみたかった「とき忘れの宿・佳元」さんでは、「ゆるり旅」の企画で囲炉裏で焼酎が楽しめると書いてある。今日は飲兵衛と一緒だから大丈夫だ!ひっそりとした玄関を入ると、素敵な囲炉裏とイケメンにーさんが迎えてくれた。たくさんの焼酎が並んでいる焼酎バーがここウリでもある。にーさんのおすすめの焼酎をロックで頼んだ新潟娘、アイスコーヒーで付き合う下戸の埼玉女は小じゃれた囲炉裏で昼下がりのまったりモード(^^ヾ こんな半端な時間に踏み入れられたらけっこう迷惑かも?と思いつつ、あまりの居心地の良さにゆっくりしてしまった。可愛いにーさんはその間、ズーッとお話の相手をして下さる。これでふたりで1000円ちょっとじゃ申し訳ないようだ。言葉に出さなくてもお互い心の中で、
「今度はこのにーさん目がけて、ここに泊まりに来よーね」
という相談がまとまっていたのは言うまでもない(0^;;; しかし、かなりおっきい湯呑みのような器になみなみと入った焼酎のロックを呑んで、顔色ひとつ変えないヤツっていったい…。(つづく)

鳥勢→http://r.gnavi.co.jp/Mg/57/3017157.html
オフィスTEN→http://www.office-ten.net/
タイヨウのうた→http://www.taiyonouta.jp/
時わすれの宿・佳元→http://www.yoshimoto.jp/



四万☆着物散歩4

2006-06-21 19:52:28 | 温泉
翌朝は6時半に起床。気になるお天気は…叩きつけるようなドシャ降り(TT)ブルーな気持ちを直すべく、貸切露天の「櫻乃湯」に浸かる。しかし、この降りはいったい…。朝食も部屋に運ばれ、洋食を選んだ私たちは焼き立ての美味しいパンとポットサービスのコーヒーに舌鼓。あ~、美味しかった♪と、ふと窓の外を見ると
「ええぇぇぇぇぇぇ~、雨やんでるよぉぉぉぉぉ!!!」
昨日、若旦那が
「明日は曇りだから、着物散歩にはちょうどいいでしょう」
と言っていたのだがほんとに当たるとは思ってもいなかった(^^; そしてお嬢仲居さんの作ってくれたてるてる坊主も、すごい力を発揮してくれたのだろう。うれちいなぁ。このお宿、平日にもかかわらずほぼ満室だった。きっとこういう心のこもった対応が、来る人の心をつかんでいるんだね。

さっそくふたりで夏物の単衣に半幅帯という簡単な着付けをしてチェックアウト。今年に入って着付けを習い始めたあやっちちゃんは、黒の半襟に龍がワンポイントの黒の半幅帯をキリリと締めてカッコイイ。着物は示し合わせたわけでもないのに、ふたりとも淡いピンク系でお揃いみたいだ。お宿のスタッフの皆さんが出てきてくれ、口々にいいですねぇと言って下さる。着物って着てるだけで褒められる…なんかお得かも?レトロモダンなロビーで美味しいコーヒーをいただいて、いざ四万温泉着物散歩の開始である。気が早っていて、お宿の皆さんやイケメン若旦那と記念撮影するの忘れちゃったよ(><)うう、失敗じゃ!



気を取り直し「ゆるり旅」の案内図を握り締め、まずは柏屋さんから歩いて行ける「湯元四萬館」のギャラリーへ。ここでは大好きな四万温泉のポスターを手がけたRisさんの原画が見られる。動物と植物を一緒の画面に入れるRisさんの絵は、見る者の心をほっこりとさせてくれる和み系だ。唐辛子の上をひらりと舞うモモンガの絵が素晴らしく可愛くて、
「こんな帯が欲しいね。ちょうどお太鼓のところにモモンガちゃんがくるような感じ」
と、着物フリークは勝手な想像をして楽しむのだ(^^ヾ 次のお宿に向かって歩いていると、背後から
「良かったですね晴れて。ゆっくり楽しんで行って下さい」
という声が。柏屋のイケメン若旦那がサイクリング車でお出かけだった。う~ん、かっちょいい!切り絵の展示に惹かれて「四万やまぐち館」へ。巨大温泉ホテルは昼間の時間帯は踏み入れにくいものだがこころよく招き入れて下さり、緑が綺麗なロビーで美味しいお茶までご馳走になってしまった。仲居さんたちも着物姿のにゃんこたちを見て、
「いいですね~、若いのにめずらしいわねぇ~」
と声をかけて下さる。う~ん、今までおっきな温泉ホテルには興味無かったけど、このフレンドリーな対応には感心させられた。さすが人気のお宿だと納得!さらに上流に歩いていると見覚えがあるお姿が…。以前お世話になった「ゆずりは荘」の副支配人さんとバッタリ!
「おお、来てたんだ。四万は今のこの緑の季節が一番いいんだよ。今月来て大正解!」
と太鼓判を押して下さる。途中、酒屋さんの前にある湧き水など1杯(^^ 次にお邪魔した「鐘壽館」さんでも、女将さんが上毛カルタのパロディーの絵の解説をしてくれて楽しいひとときを過ごすことができた。さて、そろそろお昼の時間よね。(つづく)

四万ゆるり旅→http://www.shimaonsen.com/planyururi2006.stm
柏屋旅館→http://www.kashiwaya.org/
湯元四萬館→http://www7.wind.ne.jp/shimakan/
四万やまぐち館→http://www.yamaguchikan.co.jp/
鐘壽館→http://www.naf.co.jp/shojukan/


四万☆着物散歩3

2006-06-20 20:07:34 | 温泉
柏屋さんはレトロモダンな女性好みのお宿。つげ義春が描き出すようなボロボロの鄙び切った温泉宿が好きなにゃんこには、ちとお洒落過ぎるイメージがあって、ずっと以前から知っていたにもかかわらず今回が初めての宿泊だ。同行者のあやっちちゃんが選んでくれて、やっと訪れるいい機会を得た。大正ロマン調のロビーを通り「鶴の間」というデッキテラス付きの落ち着いた和室に案内される。眼下には四万川の清流、対岸には息をのむような濃い緑が見える。お食事までにはまだ時間があるので、さっそく3つある貸切露天のひとつ「月乃湯」へ。高野槙で作られた樽風呂は素晴らしく優しい湯ざわりだ。あいにくのドシャ降りの雨だが、大きな和傘が立てかけてあるので快適に入っていられる。
「あ~、幸せだねぇ~♪ やっぱ温泉っていいねぇ~♪」
と言い合いながらゆるりと浸かると、ちょうどお食事にいい時間になった。



なんとお食事は、お部屋に運ばれる。今どき珍しいかも?手間かかるもんね~。若いお嬢の仲居さんがお膳を運んでくれ、壁にかけてあった着物を見てひと声。
「明日、着られるんですか?私も着物大好きなので楽しみにしています」
「でも、すごい雨ですよね…ひどかったら、お宿の中だけで挫折します(TT)」
「おふたりの着物姿絶対に見たいので、雨が上がるようにてるてる坊主作りますから大丈夫ですよ!」
お嬢仲居ちゃんは、高校生の頃に着付けを習ったというつわもの。彼女の夏着物姿は、キリッとした中に可愛さがあってさぞかし素敵だろうなぁ~なんて想像しながら、これまた100%女性好みのお料理をいただいた。ハーブチキンや女将お手製の花豆煮などをつまんでいると、大きな器に入ったアツアツのうなぎ入り茶碗蒸しが運ばれてきた。ああ、こういうの美味しいなぁ。そして佳境に入ったところで、1人前だけ頼んだ特別料理の霜降り上州牛のステーキを焼き始める。呑み助の新潟お嬢は、冷酒を片手に焼き立てのステーキをパクリ!にゃんこはなぜか正座して真剣にステーキを味わう。
「うう、柔らか~い♪ でも、かみしめるほどに旨味がギュウーッと出てくるねぇ」
極楽の夕食の終盤は、その場で炊き上げた五穀米の釜飯。おこげの部分をゴソッと取って美味しくいただいた。〆のデザートも品のいいつくり。ああ、おなかいっぱいだぁ♪



夕食後はポンポコリンのお腹を静めるためにお布団に寝転がって、女ふたり旅にありがちなあれやこれやの話をツラツラとする。お互いいろいろあるけど、こうして温泉に来て素敵な時間を過ごせるのは幸せだよね。夜ふけになり、今日の〆お風呂に大浴場の「山百合乃湯」に入りに行く。名前通りの山百合のステンドグラスがとっても素敵☆ 四万の湯がじんわりとしみて来る。ああ、今日もとってもいい1日だったなぁ。(つづく)

柏屋旅館→http://www.kashiwaya.org/



四万☆着物散歩2

2006-06-19 20:29:00 | 温泉
でもね…いよいよドシャ降りになってきた(><)このまま今宵の宿に行こうかと思ったのだが、ここまで来たら「鹿覗きの湯・鶴屋」さんのギャラリーを見てみたい。ここ「鶴屋」さんはものすごくお洒落なお宿で、にゃんこのような鄙び宿好きには敷居が高くて今まで踏み入れたこともなかったのだが、四万では今月「ゆるり旅」という企画を実施しており、各旅館さんにギャラリーなどを設けて宿泊客でなくても自由に立ち寄れるようになっているため今回は寄り易い感じがしたのだ。

表参道あたりにありそうなお洒落なギャラリー「ぎんのやま」にお邪魔する。以前四万のパーティでお目にかかったここの社長さんは、とても情熱をかけてお仕事をしている方という強い印象があった。今度、本も出す予定だとうかがった。う~ん、マルチでエネルギッシュ!ダメもとでお声がけしてみると、ラッキーなことに社長さんにお目にかかることができた。前回来た時に温泉ぞうすいと鴨丼を食べた「旅館くれない」の若旦那もいらっしゃって、思いがけずご挨拶も(^^ その上、お忙しいにもかかわらず、鶴社長自らお部屋もご案内して下さった。レトロモダンな「美月庵」と落ち着いた「山王院」、どちらも空間を上手に使い、自然と一体となれるような露天がついているお部屋も多い。しかもそのお風呂がおーっきいのだ。



「にゃんこには贅沢過ぎるけど、両親にプレゼントとかするにはいいなぁ」
隣では新潟お嬢が、
「ここは自分へのご褒美の宿ですね!」
と、おメメがハートになっている。美月庵内に常設されている「ギャラリーぎんのやま」では、ネコ好きアーティストの堀口ケイさんの作品やこの宿の看板猫ミーちゃんの出ている本などを見つつお茶が飲める。雨に濡れたイキイキとした緑を眺めながら、特別な器に入った自慢の珈琲をいただいた。あーーーー!なんて心地いいひとときだろう。人に紹介する時は、こういうお宿も知らないとダメなんだと実感。今度は、「猫のいる宿」に登場している招き猫のミーちゃんにも会いたいなぁ☆

そろそろいい時間となったので、感動を抱えながら今宵の宿「柏屋旅館」さんに向かう。しかし車を置こうとしたところ、どこも微妙に隣の車が接近して停めているのでちゃんと入れる自信がない(TT)ハザードを出して思案していると、イケメンの若旦那さんがすぐに気付いて出てきて下さった。結局キーを預け入れてもらうことにする。この時CDは中島美嘉ちゃんが流れていた。実は最近、高野山僧侶による「声明」のCDもよく車の中で聴いているのだが、それじゃなくてほんとによかった。だってエンジンかけたらいきなりお経が流れてくる車なんて怖いもんね…セーフ!(つづく)

鹿覗きの湯・鶴屋→http://tsuruya.net/
猫のいる宿→
http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/021c97d8.d938ea6a/?url=http://item.rakuten.co.jp/book/1593739/
料理旅館くれない→http://homepage3.nifty.com/kurenai_/
柏屋旅館→http://www.kashiwaya.org/