温泉にゃんこのネコ散歩

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川越de小唄

2006-06-11 17:41:12 | 音楽の話
川越のミニコミ誌「小江戸ものがたり」の美しき和装編集長の藤井さんからの情報で、「小唄を聴く会」があることを知って行ってみた。明治創業の初音屋の大広間で、まずはせいろご飯のお食事。ここは、70年前に「川越小唄」の作者、西条八十がきておさらい会をしたところとか。



その後、小唄のお師匠さんの藤本茂染香さんと川越最後の芸者である80歳のきんこ姐さんが登場し、「川越小唄」で小唄の会の幕開け。普段の日舞のお稽古では、長唄や常盤津の長いものばかり聞いているので、こういう端唄小唄は耳に新鮮に響く。最後に唄った「奴さん」は、踊りで習っていたので一緒に唄えたりして(^^v 雨の日曜日、こんなひとときもたまにはいい☆ 十二番まである川越小唄の一部をご紹介♪

        『 新曲 川越小唄 』  作詞 西條八十

  いものつるなら 切れても引こが きれて引かれぬ ヤンレヤレコノ
      恋のつる 恋のつる 切れて引かれぬ 恋のつる
  
  夏は伊佐沼 夜ふけのはらす くれて赤間の ヤンレヤレコノ
      よいほたる よいほたる 暮れて赤間の 宵蛍
 
小江戸ものがたり→http://www.koedomonogatari.com/