温泉にゃんこのネコ散歩

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

都幾川☆花の寺1

2006-06-06 20:49:55 | 旅のあれこれ
平地の桜が終焉を迎えた4月の週末、そろそろ都幾川の桜がいい頃じゃないか?と思い車を走らせた。お昼は「ふれあい館」で手打ちうどんと決めていたが、平日と違って今日はお客さんであふれかえっていた。順番を待つ間、2階のギャラリーで過ごす。階下の喧騒がウソのような静かな空間、おあつらえ向きに畳のお部屋もある。しばし寝っ転がりながら待つ。今日は野菜天ぷら付きのもりうどんと、狙っていた土日限定のきんぴらにした。素朴な味でメッチャ美味しい♪

お腹もいっぱいになったところで、向かう先は「慈光寺」。何も知らずに出かけたのだが、その日はこのお寺の秘仏の年一回だけのお開帳(ここではご開帳と言わないらしい)の日だった。Newビーちゃんで初めて山道を登る。吹き上がるエンジン音の何て心地いいことよ!満開の桜に見守られながら、参道の急な階段を上がる。眼下には優しい比企丘陵の景色、遠くさいたま新都心のビル群まで見える。本堂では、秘仏の十一面観音さまが優しく微笑んでいた。そしてその前では、奉納芸能と称してカラオケ大会が(0^; 史学を専攻していた同行者曰く、
「昔はもっとお気楽だったんじゃないかな。信仰は身近なものだったと思うし」
そうか!なるほどね~。団体でメドレーを歌っているおばちゃんたちが、メッチャ可愛く見える。



そこからさらに山道を10分ほど登って行ったところに「霊山院」という禅宗のお寺がある。ここは「ときがわの小物屋さん」のマスターが、ぜひここまで行ってみて!と言っていた場所だ。そこに足を踏み入れて、その意味がわかった。綺麗にお掃除された境内のお庭には、そこここに可憐な花が咲いている。桜はもちろん、すみれやつつじ、そして枝垂れ桃など。年中お花に包まれるように考えられているようだ。春が爆発的に訪れる場所…そして眼下に広がる比企丘陵の自然。いつまでも身を置きたい清らかな気が満ち満ちていた。そして、めっちゃ愛想がいいワンコもにゃんこを歓迎してくれて(0^; ここには今後何度も来る予感がする。(つづく)

都幾川・慈光寺/霊山院→
http://homepage3.nifty.com/youzantei/mitisirube/jikouji.html
都幾川観光マップ→http://www.saitama-j.or.jp/~toki/contents/kanko/kanko.htm