横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
2017年4月8日 花盛りの森
二週続けて所用のために行けなかったので三週間ぶりの散歩となりましたが、今日はあいにくの小雨。天気予報では程なく止みそうでしたので傘をさして出かけてみましたが雨は結局完全には止みませんでした。でも、三週間の間に森は花盛り。小雨の中を出かけた甲斐がありました。
まずは足元の花、燈台草(ドウダイグサ。緑色)と姫踊り子草(ヒメオドリコソウ。赤紫)。燈台草は岬の灯台にあらず。昔の照明器具の燈火の皿に見立てた命名。葉や茎を傷つけた時に出る白い液は有毒ですので触らないように。姫踊り子草はヨーロッパ原産の帰化植物。在来の踊り子草より小さいので「姫」踊り子草。
畑で咲いている花、豌豆(エンドウ)の花です。「えんどう豆」と呼ばれることが多いでしょうか。ごく若いうちにとってサヤごと食べると「さやえんどう」、豆が大きくなってから食べる時には「グリーンピース」と呼ばれますね。ジャガイモの花と共に私が好きな野菜の花の一つです。
こちらは樹木、黒文字(クロモジ)の花です。和菓子に添えられる楊枝はこの木の樹皮に近い部分を削って作られたものです。地味な花ですが、良い香りがします。
梅の花が盛りだった頃にもご覧いただいた、すみよしの森の農家の納屋と小さな畑。左のピンクは桜、右は桃でしょうか。
一本の枝に、一つの花に紅白を咲き分ける源平桃。一本の木なのにどうして器用に咲き分けることができるのか不思議です。源氏と平家がそれぞれ紅白の旗を掲げて戦さをしたことになぞらえての命名ですね。
二輪草が咲き始めました。ここから頂いてきた我が家の二輪草は同じ遺伝子を持っているからなのでしょうね、全く同じ時期に咲き始めました。花を咲かせるほんの短い間だけ地上に顔を出して、あとの多くの時間を地中で過ごすスプリング・エフェメラル、春の妖精です。
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