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夏色濃く

29 June 2013

 空梅雨と云われながらも先週は雨がちな一週間。雨が続くから晴れ間が嬉しい。暑いからこそ梢を渡る涼風が有り難い。そんな真夏へ向かう梅雨晴れ間の恩田の森。


 森のあちらこちらで凌霄花(のうぜんかづら)の花が咲き始めました。色と云い形と云い実にトロピカルな花ですが、中国原産で日本へは平安時代に渡来しているようです。夏の初めに花を咲かせ盛夏には一休み、少し涼しくなった頃にまた花を咲かせます。


 すみよしの森小谷戸の畑。手前の里芋は見るたびに大きくなっています。そしてその向こうのオレンジ色のネットンも下では・・・。


 西瓜が幼稚園児の頭ほどの大きさにまで成長していました。良く見かける西瓜の他に、表皮が黒い西瓜もあるようです。


 先週、蕾がオレンジ色になっていた姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)が咲き始めました。フランスで交配された園芸種で、明治時代に日本に移入されたようですが今では庭を逃げ出して道端は畑の端など見かけることが多くなっています。

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夏!

23 June 2013

 空梅雨かと思うと降りだす今年の梅雨。雨がちな一週間の後、暑くなった昨日も午後には一雨あり、植物とっては嬉しい天気。今日は朝からまずまずの天気で、午後は少し雲が出て来たけれど気温も上がり梅雨晴れ間の夏となった今日の森。


 かつらの森を歩いている足元に僅かな木漏れ日。見上げると、しっかり葉を広げたコナラやクヌギの間から僅かに夏の太陽が見えていました。


 栗の赤ちゃん。3週間前に花を咲かせた栗が、もう可愛い実をつけていました。こんなに小さいのにちゃんとイガイガがあるのですが、良く見るとその中に一つだけ更に小さく薄黄色のイガイガがあります。


 すみよしの森の紫陽花。この写真から午前中の天気の良さがお判りいただけるでしょう。日焼け止めが欠かせない今どきの散歩です。


 なるせの森の尾根道近くで咲いていた岡虎尾(おかとらのお)。茎の先端花穂を付けます。この写真からも下の方から上(写真では横)へと順に花を咲かせる様子が良くお分かりいただけるかと思います。それにしても、虎など見たこともない日本人が良く「虎の尾」などと云う名前を付けたものだと感心します。

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湿度100%?

15 June 2013

 前日には土曜日は雨、日曜日が晴れの予報が出ていたのですが、当日になってみるとまずまずの天気でしたので慌てて用意をして森に出かけたのは良いのですが、気温はともかく湿度が高くてまいってしまいました。


 白山谷戸の田んぼ。田植え直後はいかにも頼りなげな苗ももうしっかり根を張り株も太く青々としています。それにしても、青田を見ると心が和みます。日本人のDNAがそうさせるのでしょうか。


 森のあちらこちらで立葵が咲いています。私が子どもの頃は、庭の花の定番でしたが、最近庭先で見ることがめっきり少なくなってしまいました。


 畑の上にかけられたオレンジ色のものは西瓜をカラスの食害から守るネットです。丁寧に藁を敷いて大切に育てた西瓜をカラスに食い荒らされてはたまったものではありません。


 すみよしの森の薬師堂境内で、熟して落ちる梅の実。梅は春先に花を楽しみ、梅雨時に採って梅干し梅酒などとなって舌を楽しませてくれるのですが、恩田の森では「売るほど」梅があるからなのか、境内の梅を採る人はいないようです。

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Tシャツで歩く森

9 June 2013

 梅雨だと云うのに雨はほとんど降らない代わりに気温も余り上がらず初夏と云うのもどうかと云う中途半端な天気が続いていた横浜地方ですが、今日は気温も上がり今年初めてTシャツでの散歩となりました。


 白山谷戸脇の小谷戸では南瓜(かぼちゃ)と西瓜(すいか)が蔓を伸ばしていました。これは南瓜の花。おそらく野菜の花の中では一番大きいのではないかと思います。実が南瓜よりも大きくなる西瓜の花が南瓜より小さいのは不思議です。ところで、南瓜・西瓜と並べて書いてみると、どうして南がかぼちゃで西がすいかなのか気になりますね。後で調べてみたいと思います。


 捩花(ねじばな)。咲いているのを見て、そう云えば梅雨のさなかに咲く花だったことを思いました。南半球ではねじれの方向が逆に生ったりするのでしょうか。


 なるせの森の谷戸奥の畑を耕し終わって家に帰るトラクター。斜めになっていた畑を平らな二枚の畑にする改良作業が終わりトラクターでの農作業がし易くなったようです。


 上の写真よりも谷戸の入り口近くにある田んぼです。これも2枚に分かれていたものが最近大きな一枚にされました。ちょっと判りにくいかも知れませんが、田んぼの向こう側の樹木の白いものはミズキの花です。

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田植終了

1 June 2013

 先週代掻きをしていた白山谷戸の田んぼで今日は田植。恩田の森、今年の最後の田植えのようです。


 昨年までは手押し式の田植え機を使っていたはずですが、今年は乗用型での田植でした。しばらく作業を見ていましたが、そのスピードの違いは歴然。農業従事者の高齢化を考えると、高価な機械も必需品と云う事のようです。


 蚕を飼っていた時代の名のこりなのでしょう、今でも森のところどころに桑の木が残っていますが、その実が熟す時期となりました。採る人も無く熟して地に落ちていますが、これを集めて作ったジャムは美味なのだとか。


 蛍袋(ほたるぶくろ)が先週辺りから咲き始めました。梅雨入りと同時に咲き始める花を覚えていましたが、まさにその時期に咲きだしました。


 栗の木の花も咲き始めました。地味な花ですがご覧の通り木が真っ白になるほどたくさんの花を咲かせます。花は目立ちませんが独特の匂いは強烈で、その匂いで開花を知るほどです。受粉の為の虫を呼び寄せる工夫なのでしょうか。

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