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2016年5月28日 田植えのあとに

 空全体に薄い雲がかかってはいましたが、まずまずの天気。この季節は陽が出ると気温も上が紫外線も強くなりますのでこの程度の陽気が散歩にはちょうど良い、そんな初夏の森でした。


 なるせの森の谷戸の田んぼです。見えにくいのですが、田んぼより一段上に麦畑があります。刈り取り時期が近づき色づいているのがお分かりになるでしょうか


 先週、丁寧に藁が敷かれた畑では早くもかぼちゃの花が咲き始めていました。スーパーの店頭に並んでいるかぼちゃはどれも結構なお値段がつけられています が、広い畑にぽつんぽつんとしか実をつけられないこと、藁を敷くなど手間がかかることなどを考えるとその価格にも納得がいきますね。


 森の民家の庭々で紫陽花の花が咲き始めました。私は豪華なハイドランジアよりも原種に近いと云われる額紫陽花に惹かれます。


 鮮やかなピンクのイモカタバミが群生していました。同類にもう少し淡いピンクのムラサキカタバミがあります。写真のように濃いピンクで花の中心に向かって更に色が濃くなるのがイモカタバミです。園芸店でオキザリスと云う名で売られている白い花も同じ仲間です。
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2016年5月21日 初夏!

 帰って来てからお天気のサイトをみたら、今日の恩田の森辺りは27度まで気温が上がっていたようですが湿度が低かったからでしょうか、それほど暑さを感じない初夏の爽やかな散歩となりました。


 おなじみの白山谷戸の田んぼです。この谷戸も含め、恩田の森に点在する田んぼのほぼ半分で田植えが終わっているようでした。いかにも頼りなげな早苗が4ヶ月後には見事な稲穂となるのですから大したものです。


 あかねの森の農家の庭先で石榴(ざくろ)の花が咲いていました。実に情熱的な花ですがその実もまた如何にも南国風。それもそのはず、南ヨーロッパもしくは北ヨーロッパあるいはイランあたりが原産地とのこと。中国を経て1000年以上前に日本に渡来していると云うことですから日本でも長い歴史を刻んでいる石榴です。


 紫陽花に先立って咲き始めた八重咲きの「柏葉紫陽花」。同じアジサイ科ですが北米原産とのこと。葉が柏の葉のように大きく切れ込んでいることからの命名です。


 すみよしの森の小谷戸です。ひと月ほど前にご覧いただいた畑ですが、保温用のビニールが取り払われ、藁を敷く作業が進行中。手前側がかぼちゃ、奥がスイカです。丁寧な作業に頭が下がります。

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2016年5月14日 穏やかな散歩日和

 薄曇りで暑くも寒くもない、よく云えば穏やかな散歩日和。別に悪く云う事もないけれど、云ってみれば取り立てて云う程の花が咲いている訳でも散ってしまった訳でもない五月のある日。実は先週も似たような土曜日でしたが、こんな日は散歩していてもなんとなくテンションが上がらないし、写真を撮るにもなんとなく気合が入らない。そんな日も年に何度かはあるものなのです。だからと云って写真を撮るのに手を抜いたつもりはないのですが・・・


 先週、白山谷戸の田んぼに水が入り始めました。「代搔きをして土が落ち着いた今月中旬が田植えとなるでしょうか」と書きましたが、その代掻きを終えたトラクターが次の田んぼへと向かいます。米どころであればトラクターが大手を振って次の田んぼへと走っていくのでしょうが、ここは横浜青葉区の住宅街に残された小さな田んぼ。他の交通の邪魔にならないように、トラックに乗って移動するのです。


 道端の銭葵(ぜにあおい)の花が咲き始めました。調べて見るとヨーロッパ原産で江戸時代に薬草として渡来したようですがその後は観賞用として栽培され、いまでは庭から逃げ出しもっぱら道端で咲いています。


 柿の花です。よく見ると愛らしい花なのですが全く目立たぬ実に気の毒な花でもあります。これが柿の花だとご存知の方も少ないかもしれませんね。


 麦も随分と色づいてきました。「麦秋」とは夏の季語ですが、その通り梅雨の晴れ間に刈り取りが行われます。

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2016年5月7日 天気晴朗なれど風強し

 25度近くまで気温が上がるとの予報の横浜地方でしたが、風が強く日陰だと半袖のポロシャツではちょっと肌寒く感じるほどでした。とは云え散歩に支障のある程ではありませんでしたが、写真に風は大敵。そのせいなのかどうかは?ですが、この時期にしてはまったく珍しくフィルム一本分(36枚)しか写真を撮りませんでした。ちなみに通常は冬場でも80~100枚。花がたくさん咲くこの時期だと200~300枚と云うことも珍しくあります。


 白山谷戸の田んぼに水が入り始めました。これから代搔きをして土が落ち着いた今月中旬が田植えとなるでしょうか。


 森の畑でジャガイモの花が咲きはじめました。都会に住む人には馴染みが薄いかもしれませんが、土の下で芋を太らせるジャガイモもちゃんと花を咲かせるのです。ジャガイモの花の後ろで咲いているのがネギの花、葱坊主です。判りにくいですがその後ろの黄色いのは、実は収穫し忘れた春菊の花。ちなみに春菊を食べるのは日本人くらいで、原産地の地中海沿岸他欧州諸国では花を楽しむのだそうです。蛇足ですが、花が咲く程大きく育った春菊の葉は余り美味しくありませんが、硬く太くなった茎を「きんぴら」にすると、実は絶品なのです。


 昼咲桃色月見草。夜に咲く本物の月見草(黄色い花を咲かせる待宵草に非ず。白い大ぶりの花を咲かせます。)に対して、昼間に咲き、しかもピンク色であることからの命名です。赤花夕化粧ほどではありませんが、これもまた野生化していますね。


 なるせの森の尾根筋にある朴の木が、いい匂いを漂わせ大きな花を咲かせていました。花がどのくらい大きいかと云うと、比較するものがないと説明しにくいのですが、大人の拳ほどの大きさと云えばお判りいただけますでしょうか。葉も花も大きな朴の木です。
 
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2016年5月1日 初夏へ

 25度近くまで気温が上がるとの予報の横浜地方。ならばと今年初めて半袖で出かけた森はすっかり初夏の様相でした。


 すみよしの森の小谷戸です。南瓜なのかスイカなのかはビニールトンネルから葉っぱが出てくる時のお楽しみ。ナス科の作物は連作障害が出ると云われていますがこの畑では毎年南瓜とスイカが栽培されています。


 吊花が咲いていました。7、8mmの小さな花ですので気をつけていないと見過ごしてしまいます。花には気がつかなくても秋の赤い実には気がつくでしょうか。


 なるせの森の尾根筋で金蘭がたくさん咲いていました。聞きかじりですが、金蘭は雑木林の地中に存在する存在する菌類を栄養源とするためその菌のない場所、つまり雑木林の林床以外では生育できないとのこと。貴重な野草だからと家に持ち帰る人がいるようですが、まず確実に枯死してしまいます。くれぐれも取ったりしませんように。


 銀蘭も咲いていました。金蘭よりも銀蘭のほうが見る機会が少ないかもせれませんね。

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