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花冷え

30 March 2013

 今日の恩田の森は文字通りの花冷え。一週間前に開花したのに低温続きで散るに散れずにいる桜。明日が晴天なら桜吹雪の下での花見の宴となる訳ですが、残念ながら雨の予報が出ています。


 どうしてあんなに硬い枝からこんなに柔らかな若葉が出て来るのか不思議でなりません。これは柿若葉。夏の間の柿の葉はまったくパッとしませんが、若葉と紅葉の美しさは飛び切りです。

 源平桃。一つの枝に赤白ピンク、一つの花に白とピンクを咲き分けるなんとも器用な木です。


 和紙の原料となる三椏(みつまた、三枝、三又とも書く)です。これは観賞用に改良された品種だと思いますが、その名の通り枝が花の下で見事に三つ又になっているのがお判りいただけるでしょうか。


 谷戸の向こうの斜面の菜の花をバックにした桜。花と同時に褐色若葉が出ているこれは山桜でしょうか。

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花盛り

23 March 2013

 先週、梅は終わりと書いたばかりですが、白木蓮、辛夷も終わり今日はもう桜が満開。花桃、花海棠も咲き始めています。厳しい寒さの冬が終わったと思ったら、春が駆け足でやって来て走り去って行きそううな、今日の森でした。


 先週はなるせの森に二つある谷戸の内の番爺谷戸の梅を今年最後の梅としてご覧頂きましたが、今日はもう一方の牢場谷戸の桜。牢場谷戸とは物騒や名前ですが、馬の放牧場の事だと云う説もあるようです。


 秋の紅葉ではありません。猩々紅葉と呼ばれる種類のモミジで、春の若葉がこのように燃えるように赤いのです。


 花と一口で云っても誰もが美しいと思う梅や桜だけが花ではありません。この季節にはこんな地味な花を咲かせる木もあります。黒文字(くろもじ)の花です。和菓子を食べる時に使われる高級楊枝はこの木から作られます。


 すみよしの森南麓の畑の隅に植えられている桃の花です。前年の果実やその種を見る限り桃なのですが樹高は大人の腰ほどしかなく、枝にぎっしりと花が付きます。観賞用に改良されたものなのでしょうか。

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梅はおしまい

16 March 2013

 週半ばに冷たい雨が降りましたが、全般的には高温の日が続いたからでしょう、大方の梅は一気に散ってしまい、辛夷と白木蓮が所により満開と、一気に春本番へと季節は変っていました。


 なるせの森の番爺谷戸の梅。陽当たりが悪いために森で最後の開花、そしてこれが今年の梅の見納めです。


 この春最後の梅を味わうメジロ。


 すみよしの森のNさんのお宅の白木蓮。それ程大きな木ではないのですが、いつもながらの見事な花付きそして咲きっぷりをしばし楽しませていただきました。


 あかねの森南麓の農家の生け垣の連翹(れんぎょう)です。写真全部が黄色で花の形さえも良く判らなくなってしまったのはご愛嬌。お許しください。

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春本番?

9 March 2013

 ここ数日、20度近くまで気温が上がる日が続き、森の花が一斉に開花し始めました。


 先週ご覧いただいた鶯神楽(うぐいすかぐら)蕾がご覧の通り開花し淡いピンクの愛らしい花を見せてくれました。鶯(うぐいす)が鳴き始める頃に咲くことからの名前の由来のようです。


 鶯神楽を見た後に雑木林の急斜面を登って尾根道にでて暫く歩くと、竹林を透かして谷戸の紅白の梅が見えて来ました。こうして遠くから見る梅もなかなか風情があります。


 木五倍子(きぶし)の花もご覧の通り。花序(花房)の上の方から咲き始め下に向かって順に花を咲かせて行きます。


 なるせの森谷戸奥の梅が満開になっていました。この暖かさが続いたら来週には散ってしまうのではないかと、ちょっと心配になる程の陽気の今日の恩田の森でした。

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梅三昧

3 March 2013

 昨日まで吹き荒れた春の嵐がおさまり、日差しは無いものの気温もほどほどに上がり、梅もそこここで咲き、春の到来を実感することの出来た今日の森でした。


 1月14日の大雪で裂けた竹が垂れ下がり塞がれてしまった道を、這うようにして通り抜けてたどり着いた斜面で、鶯神楽の小さな蕾を見つけることができました。淡い小さな花の小さな蕾です。来週が楽しみです。


 すみよしの森のNさんのお宅で椎茸の駒打ち作業中。原木は白山谷戸の道路改修でじゃまになるので切ったクヌギとコナラとのこと。


 すみよしの森の梅。品種や陽当たりによって咲く時期がまちまちの梅。そのために桜よりもずっと長く愛でることが出来る訳です。


 このところ毎週ご覧いただいているなるせの森谷戸奥の梅の木。この一週間で驚くほど開花が進んでいました。それだけ暖かくなっていると云う事ですね。

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