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今年最後の森

28 December 2013

 2013年も残すところ今日を含め4日となりました。日本海側・北日本は大荒れの天気とのことですが、恩田の森では風は強いものの乾燥した快晴となりました。そんな中を今年最後、47回目となる森歩きを楽しんできました。


 かつらの森すみよしの森の間の白山谷戸の田んぼと空です。風で埃が飛ばされたせいなのか、いつもにも増して青い空でした。


 すみよしの森の小谷戸の畑の水たまりが凍っていました。青葉区辺りの今朝の最低気温は3度との予報でしたが、この畑ではかなり冷え込んだようです。


 あかねの森南山麓の農家の玄関先にある大きな栴檀の木に実が沢山ついていました。実は秋に薄茶色に熟すようですが、目立つのは葉を落としたこの時期。ヒヨドリなどが啄みに来るのを良く見かけます。


 なるせの森では芽を出して間もない麦が寒風に身を震わせていました。


 なるせの森の都県境の尾根道から「みなとみらいに」あるランドマークタワーが良く見えました。地図の上で直線距離を測ってみたら17Kmしかありませんでした。

 今年も四季折々の森を歩き楽しむことが出来ました。この一年間で切られてしまった木もありましたが、大きな開発は行われずほっとした一年でもありました。都市部に残された貴重な自然がこれ以上失われないことを願っておりますが、一方では「我が家」を求める方がいるのも事実です。バランスを取りながら自然を残すことが出来ることを祈るばかりです。

 この一年、blog「恩田の森」をご覧頂きありがとうございました。横浜の住宅地に残された里地と里山の四季を私と一緒にお楽しみいただけたのなら、大変嬉しく思います。来年もまた週一回の散歩の楽しみをおすそ分けできますことを願っております。どうぞ良い新年をお迎えください。

blog:郷秋<Gauche>の独り言(毎日更新中!)
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html

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冬至

22 December 2013

 冬至の今日、数日来の天気は回復したものの冷たい風があり、日陰に入るとやはり師走の残り少ない時期であることを文字通り肌身に感じた今日の森でした。


 かつらの森すみよしの森の間の白山谷戸の抜けるような青空。


 いつもご覧頂いているすみよしの森のトトロの切通しです。周りの雑木が葉を落とし明るくなった切通しに、冬至の低い太陽が作る長い影が伸びています。


 まだ枝にしがみついている柿の実がありました。食べ物が少なくなるこれからの季節、小鳥たちの格好の餌となることでしょう。


 手前の森があかねの森。その向こうで雪をかぶっているのが丹沢の山々。そして中央にほんの僅かですが真っ白な富士山がその姿を見せてくれています。

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小春日和

15 December 2013

 先週に続いて今日も穏やかな小春日となりました。雑木林の中も大分明るくなってきましたが、まだたくさんの葉を付けている木もありました。


 かつらの森の雑木林で上を見上げた様子です。コナラの木でもすっかり葉を落としてしまったものと、まだたくさんの葉をつけているものとがあります。


 雑木林の中で八つ手の花が咲いていました。晩秋に咲き始める八つ手ですが、この木はまだ蕾(緑のボール状)をありますのでもうしばらくは次々に花を咲かせることでしょう。


 なるせの森ではまだまだ美しい黄葉も見ることができました。


 黄葉が見られる一方、あかねの森の日当たりの良い傾斜地では水仙の花が咲き始めていました。秋と春とが同居している今日の恩田の森でした。

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冬好日

7 December 2013

 師走最初の森は、寒くなるとの予報に反して穏やかな散歩日和となりました。今日は森の散歩道をご覧頂きたいと思います。


 なるせの森の尾根道。右が東京都町田市、左が神奈川県横浜市青葉区の都県境の道でもあります。大きな虫こぶコナラが四季折々の姿を見せてくれます。


 上の尾根道を南に歩いて住宅地に抜ける少し手前を谷戸奥に向かって下って行ったところの雑木の並木道。トレッキングシューズが埋まってしまう程落ち葉が降り積もっていました。


 いくつかあるなるせの森への入口の一つです。この道を上って行くと最初にご覧いただいた虫こぶコナラが見えてきます。


 最後にご覧頂くのがお馴染み、すみよしの森にあるトトロの切通し。夏の間はうっそうとしほの暗い切通しも、この季節には光が差し込み明るい散歩道になります。

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11月最後の土曜日

30 November 2013

 先週に続いて絶好の散歩日和となりました。寒さが厳しくなれば一気に初冬へと衣替えですが、初冬と晩秋が同居する11月最後の土曜日でした。


 10時を過ぎていると云うのに日陰では降りた霜がまだ残っていました。秋の輝きの中にも冬の足音は確実に大きくなっているのです。
 籾殻の燻炭作り。特に都市近郊ではめったに目にすることがないかも知れませんね。籾摺りで大量に出る籾殻はこうして土壌改良材に生まれ変わるのです。


 こちらは秋の名残とでも云えば良いでしょうか。柿の木に張り付き見事に色づいた蔦。


 なるせの森の尾根道脇の畑ではサツマイモの蔓を始末していました。収穫が終わったのかと思いましたが、お聞きしたら近く芋ほりにやって来るとの事。掘り易いようにとの親心からのようでしたが、蔓がまったくないのもどうかと思ってしまいました。

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