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春、到来

25 March 2012

 長かった冬も終わり、恩田の森にようやく春がやってきました。セーターにウィンドブレーカーで汗ばむ程でしたので、天気予報では最高気温12度とのことでしたが、それ以上になっていたのではなかったかと思います。


 すみよしの森の道の脇にある石造りの小さな祠の脇の椿がたくさんの花を付けていました。ホントに小さな祠ですので草が生い茂ると隠れてしまいますが、毎年春先に草刈りをしてくださる方がおられるようで、この時期には椿の木の下でその姿を見せてくれます。


 なるせの森の畑の隅で、山茱萸(さんしゅゆ)の花が咲いていました。帰ってから調べてみるとミズキ科ミズキ属の花水木(はなみずき、別名アメリカ山法師)と同科・同種とのこと。確かに花水木の花弁のように見える総苞片の中の本来の花と似ているような気がします。


 木五倍子(きぶし、漢字で書くと4文字なのに、どうして読みが3音なのか不思議)の花房の上の方がようやく開き始めました。最近購入したぶ厚い植物図鑑で調べたところ、花房の長いこれは、どうやら八丈木五倍子のようです。


 白い花弁が見え始めてはいますが、開花までもう少し時間がかかりそうな白木蓮(はくもくれん)。天気予報によれば火曜日以降は気温の高い日が続くようですので来週末には満開になっているかも知れません。

 このページで紹介しきれない写真はblogの方に毎日掲載しておりますのでどうぞのぞいてみてください。
Blog:郷秋<Gauche>の独り言
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/essay_blog.html

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春の雨

18 March 2012

 このところ週末になると雨になる恩田の森です。今週末も土曜日は雨、今日も昼までは何とか持ったものの午後には降り出しました。それでもさすがに3月後半。冬の冷たい雨ではなく春の優しい雨でした。
 
 
 すみよしの森の農家の庭先の枝垂れ梅が見事な花を咲かせていました。いつもなら1月末から少しずつ咲き始める恩田の森の梅ですが、今年は咲き始めるのが遅かったためなのか、咲きだしたらあっという間に満開となってしまいました。どの花も写真の撮り時は蕾が残る頃。来週にはもう梅の花を撮ることはできないかも知れません。
 

 すみよしの森の別の農家の農機具小屋の裏では椎茸が生え始めていました。スーパーでは一年中買うことが出来る椎茸ですが、本来の旬は今頃と云う事なのでしょう。
 
 
 これもまたすみよしの森での一枚。竹林の向こう(上方)で霞んで見えるのはかつらの森。距離としてはいくらもないのですが、霞んで見えると実に遠くにあるように見えますね。
 
 
 三椏(みつまた)の花も咲き始めました。花を見てお気づきの通りジンチョウゲ科ですが、香りは強くないようです。樹皮が和紙の原料となりますが、春先に咲く花も美しく庭木にもされます。名前は枝の先が三つに分かれることからですが、確かに実に見事に三つに分かれています。

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雨上がり

10 March 2012

 昨夜来の雨が今朝まで続き、いつものコースを歩くことはできませんでしたが、昼過ぎに止みましたので大急ぎで用意をしてなるせの森の谷戸奥の一本梅を見に出かけて来ました。

 谷戸の入り口にある農機具小屋でMさんが飼っている烏骨鶏(うこっけい)。私が写真を撮ろうとして近づいたら何故か鶏小屋の方に入って行ってしまいました。この烏骨鶏の卵は大変栄養価が高くて高価なのだとか。

 咲いていました、谷戸の一本梅。例年よりほぼ一か月遅い開花、春の訪れです。

  この梅の木は、空をバックにして撮ることが多いのですが、今日はいつもとは逆の方向から撮ってみました。雨上がりの曇った空がバックでは、白い梅の花が目立たなくなってしますからです。天気予報によれば明日は快晴で、青空をバックにして撮れそうなのですが、残念ながら所用で撮りに行くことが出来ません。

 谷戸田の畔の猫柳の花穂に水玉がたくさんついていました。調べてみると猫柳には雄花と雌花があるようですが雄花の方が花穂が大きいとの事ですので、これは雄花と云う事になるでしょうか。猫の尻尾のような銀色の毛も美しいものですが、オレンジ色の葯(やく)のついた長い雄蕊が伸びて来た時(これが猫柳の開花のようです)も、なかなか美しいものです。

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大雪のあと

4 March 2012

 

先週水曜日(229日)には恩田の森では15センチの大雪となりました。翌日からは比較的気温の高い日が続いたために雪はあっと云う間に消えてしまいましたが、森には大雪の爪痕が残っていました。

 

 

雪の重みで大きくたわみ、耐えきれずに裂けてしまった竹。湿って重たい春の雪の爪跡が森の幾か所かに残っていました。

 

 

森の梅の開花が、例年よりもほぼ一か月遅れてようやく始まったようです。新聞等の報によると、関東地方では6年振りの「寒冬」との事ですが、近年の冬が暖か過ぎるのであって、今年の冬の寒さが本来のと云うのか、私が子どもの頃の寒さであったような気がしまう。寒い冬の後には暑い夏を期待したいところですが、今年は電力不足が心配で悩ましいところですね。

 

 

すみよしの森の農家の庭先の梅の老木が、見事に花を咲かせていました。来週には幹が見えなくなる程の花になりそうです。

 

 

なるせの森の畑の隅に僅かに残っていた4日前の雪。杉林の陰になっていたために最後まで残っていたのでしょう。昨年この畑ではサトイモが作られていましたが、今年は何が作られるのでしょうか。

 

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