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2018年5月18日 初夏の森

 なんだかんだと野暮用が多くて、前回の撮影から半月振にようやく森を歩いて来ることができました。前回「初夏へ」と書きましたがこの日はTシャツ一枚でも汗をかくほどまで気温があがりまさに初夏の様相でした。


卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
『夏は来ぬ』 佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲

 卯は空木(つつぎ)の別名。『夏は来ぬ』で歌われるように初夏の風物詩ですが、「来ぬ」を「こぬ」と読んでしまうといつまで経っても夏は来ないことになってしまいますね。日本語は難しい。


 ジャガイモの花、


 蛍袋(ほたるぶくろ)と来れば、やっぱ夏は来ている。「ぬ」は活用語の連用形に付き完了を意味する「ぬ」なんですね。


 谷戸の田んぼでは代掻き、森の麦畑が色づくと来れば、もう初夏ですね、とダメ押し。


 我が家の庭でも盛大に咲いているのに、散歩の途中で見かけるとどうしても撮らずにはいられないほどの赤花夕化粧好きです(^^;

恩田の森で撮った写真は毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
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2018年5月2日 初夏へ

 半月ぶりの森。前回は「蘭春へ」と書きましたが、半月ぶりの森は晩春を通り越してすでに初夏の様相となっておりました。


 畑のすみで咲くあやめ。網目模様があり乾地で咲いていたので多分、あやめ。


 白山谷戸の田んぼに水が入り始めました。


 烏柄杓(からすびしゃく)。同じ頃に花を咲かせる蝮草(まむしぐさ)や浦島草(うらしまそう)の仲間ですが、葉は下の方にあり目立ちません。


 桐の花。桐は非常に大きくなる樹木ですので、下を歩いていても花が咲いていることがわからず、気づくのは落花を見つけてのこととなります。


 薬師堂の足元、コンクリートのわずかな隙間から生えた傍食(かたばみ)。


 こちらは地を這わず立ち上がる「おっ立ち傍食」。どちらも庭に生えてくると駆除が厄介な迷惑者ですが、散歩の途中の道端で咲いていると鑑賞の対象となります(^^)

 麦畑と水木の花。水木の花は棚に並べたように白い花を咲かせますので遠目にもそれとわかります。


 愛らしい釣花(つりばな)。


 最後におまけ。最近は散歩の途中の昼食の折にこんなことをして楽しんでおります。茶碗も茶筅も野点(携行)用に普通の物より一回り小さくできております。

今日撮った写真は毎日更新のblogにも明日以降掲載いたしますので是非ご覧ください。
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