goo

2016年9月17日 暑の戻り?

 二週間ぶりの森歩きとなりました。気温が低かったわけではありませんが雨がちで、このまま秋が深くなるのかと思われるような天気が続いていた横浜地方でしたが、今日は久しぶりに時折雲の間から眩しい日が差し、真夏を思わせる一日となりました。
 「寒の戻り」という言葉はあっても、残念ながら「暑の戻り」と云う言葉はないようですが、俳句の季語には「残暑」よりももう少し秋が進んでから使う「秋暑し」と云う季語があります。今日はまさにそのような天気の恩田の森でした。


 ちょうど生えて来るべき時期であったのか、雨が続いたから生えてきたのかはわかりませんが、竹の落ち葉が溜まったところからこんな可愛らしいキノコが生えて来ておりました。


 今年の夏が例年よりも暑かったせいなのか、彼岸花がいつもよりも早く咲き始めているような木がします。


 上恩田杉山神社例大祭が明日行われるようです。新しい家が立ち並ぶ場所ではなく、古くからの農家・民家が集まっている場所に例大祭を知らせる看板が出ておりました。


 道端などで黒い実をつけている洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)。果実を含む植物全体に有毒成分を含んでいますので、特に小さいお子さんが触ったりしないようにご注意ください。

160917_038

 
 いまが見頃の秋海棠(しゅうかいどう)。見てお分かりの通り、洋花として親しまれているベゴニアの仲間ですが、秋海棠は中国原産で江戸時代初期に日本に入って来ているため「ベドニア」とは呼ばず区別しているようです。「海棠」の名は、秋に咲く花海堂と花の色が似ていることから。


 刈り取り間近の谷戸田。散歩の途中で出会ったお顔なじみの農家の方のお話では、少なくとも二、三日晴れの日が続いて稲が乾かないと刈り取りができないとのこと。秋晴れの日を待つ今日の恩田の森でした。

 秋の週末に何かと行事が多く、毎週末の撮影・掲載が滞りがちですが、少なくとも二週に一度は更新をしたいと思っておりますので、時々のぞいてみてください。毎日更新のblogも季節の写真を掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

2016年9月2日 秋の始まり

 日向を歩けば暑いのですが、日陰に吹く風はどことなく爽やか。9月になったからと云うことではなく、大きな台風の後に間違いなく秋がやって来た、そんな気配の今日の恩田の森でした。


 白山谷戸の田んぼの稲も随分色づいてきました。東北・北海道地方には大きな被害をもたらした台風10号も横浜地方には大きな影響がなかったようです。


 秋の七草の一つ、葛(くず)の花です。夏の間盛大に蔓を伸ばし葉を繁らし、旧盆の頃から花を咲かせます。花はブドウのような甘酸っぱい良い香りがしますので、花の姿が見えなくても咲いているのに気づきます。この葛の塊根から葛粉を取ります。


 秋の味覚の代表、栗の収穫ももうすぐです。


 畑の隅や道端で咲き始めた韮の花。一つだけ飛び出しているのが面白くて撮ってみましたが小さ過ぎて何だかよく判りませんね。失敗(^^;

毎日更新のblogにもほぼ毎日季節の写真を掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )