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高原のような爽やかさ

23 July 2011 

 

 

猛暑が約三週間続いた後の台風6号が残したのは爽やかな、高原のような夏でした。昨日辺りからは気温が上がり始めましたがそれでも25度程度。午後はもう少し上がったようですが、湿度が低く程よい風があるので日陰に入るとちょっと肌寒い程。まるで高原の爽やかさでした。これはかつらの森の雑木林で空を見上げた図。

 

 

 9日には藪萱草(やぶかんぞう)が、先週辺りから一重咲きの野萱草(のかんぞう)が咲き始めました。花の下の所に虫が付き易く綺麗なものが少ないのですが、ようやく青田をバックにした綺麗な花を見つけることが出来ました。

 

 

 あかねの森の畑の隅で女郎花(おみなえし)が咲いていました。秋の七草のひとつのはずなのですが・・・。

 

 

 すみよしの森のカボチャ畑です。カボチャの花は子供の握り拳程もある大きなものですが、その花の間をこれまたミツバチよりも二回り程も大きなマルハナバチが飛びまわっていました。彼らが来てくれるお陰でカボチャは受粉し実をつけることが出来るのです。

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猛暑の続く森

16 July 2011 

 

 

白山谷戸の田んぼと空・先週も先々週も暑かったけれど、恩田の森は今日も素晴らしい暑さとなりました。6月下旬の暑さは長くは続かないとの予報だったはずなのですが、いっこうに暑さは収まりません。その分稲の生育はいまのところ順調なようです。

 

 

 白山谷戸脇の畑では艶々と美味そうなナスが見事に生っていました。

 

 

 炎天下猛暑でも木陰には気持ちのいい風が吹き抜けていきます。これはすみよしの森の「トトロの切り通し」からNさんの農機具小屋を見たところ。木陰から出て歩き出すためには相当な勇気が必要です。

 

 

 なるせの森の尾根筋にある「風の広場」でヤマユリが咲いていました。この見事な花を咲かせるためには何年もかかるのです。心無い人の盗掘により花が少なくなって来ているともとも聞きますが、来年もぜひこの場所でヤマユリを楽しみたいものです。

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今年一番の暑さ

 9 July 2011

 

先週も随分暑かったのですが今日はそれに輪をかけた、今年一番の暑さとなりました。梅雨明け宣言はありませんが、既に梅雨が明けたかのような恩田の森です。

 

 

かつらの森の民家の庭で咲いていた凌霄花(のうぜんかずら)。随分とトロピカルな花ですが中国原産との事。蔓性の樹木ですので、寄りそう立木や支柱がないと藪のようになってしまうようですが、一度高く伸びてそこから垂れ下がって来る花房はいかにも涼しげです。

 

 

 農家の方が白山谷戸の田んぼの見回りにきていました。田んぼには水もしっかり入って稲は順調に生育しているようです。

 

 

 先週もご紹介した奈良川では亀が水遊び。いかにも気もち良さそうで見ていて涼しげです。この亀、甲羅の長さが20センチ程の大きなものでしたが、生態系に悪影響を及ぼす外来種ではないのかと気になります。

 

 

 藪萱草(やぶかんぞう)の花も咲き始めました。ユリ科ですが花は八重咲き。藪萱草から少し遅れて一重の野萱草(のかんぞう)が咲き始めます。忘れ草(わすれぐさ。「わすれぐさ」ではない)と云う別名があるようですが、この別名は藪萱草と野萱草の両方を指すようです。

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夏本番を思わせる森

July 2011 

 

本物の夏の到来を思わせる森で姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)が咲き始めました。真っ赤な花の色はまるで夏の太陽の色を映したようです。「水仙」の名が付いていますが、水仙(ヒガンバナ科)とはまったく別種のアヤメ科の花です。

 

 

 猛暑の中での農作業。ジャガイモの収穫をしているようでした。

 見るからに獰猛なスズメバチがヤブカラシの蜜を吸いに来ていました。蜜蜂などとは違い、これに刺されると大変なことになります。そっと遠くから撮ってささっと退散したのは言うまでもありません。

 

 

 すみよしのあかねの森の間を流れる奈良川の清流。飛び込みたくなるほどの暑さの森でしたが、清流に見えるのは写真だけでの事。おそらくは一時期と比べれば随分綺麗な水になったのだとは思いますが、川遊びができるレベルではなさそうですし、そもそも用水路化してしまっていますので、東急電鉄の整備工場裏に作られた親水施設以外では水に触れることもできません。

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