浅川の治水対策について①

5月29日、浅川改修期成同盟会総会が行われました。
多くの市民から不満がぶつけられましたが、浅川治水対策の特命担当で最高責任者である青山出納長からは何一つ納得する答えが返ってきませんでした。
浅川の治水対策の状況は、田中知事当選後の平成12年秋に一時中止され、様々な代替案らしきものを出してきましたが、河川整備計画（これを策定しないと国から認可が受けれない）を策定できるまでのものはなく、平成17年11月に代替案と言えない案が発表されました。
知事はダム建設時と同様な安全度（1/100確率＝100年に1度の災害に耐え得る確率）は維持する代替案はあると言い続けておりましたが、発表されたのは、1/30（市街地）～1/60（農地）の確率で、安全度が市街地で低いという、流域住民には到底受け入れられない代替案でありました。
同河川で、安全度が異なる河川は日本中にはないと国からも指摘されています。
まず5年間代替案がなく、流域住民に迷惑をかけたことに対し、謝ってから住民に説明するべきであります。
一般質問でも知事に謝罪してから説明すべきと主張しましたが、残念ながらまだ謝る気配はありません。
同様に、市長が総会終了時に「謝るべき」と断言していました。
なぜなら、謝罪によって住民感情が和らぐかも知れないからです。

浅川の治水対策については、様々なことが関連しているので明日以降に書いていきます。