快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く

「快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く」のパーソナリティで長野県議会議員 西沢まさたかのブログです。

一般質問①

2007年10月04日 | Weblog
昨日以下の4項目について一般質問を行いました。
①医師不足について
②社会資本整備における建設関連業の役割について
③浅川の治水対策について
④広告掲載による増収策について

1項目ずつ掲載いたします。

①医師不足について-1
この問題は、現在クローズアップされていますが、そもそも政府の失政により、現在の状況に陥っていると考えます。
1969年 人口10万人当たりの医師数を150人目標と決める
1973年 医科大学構想が始まり、医師数が増加し、上述の目標がほぼ達成
1982年 閣議で、将来の供給過剰を防ぐと医師数抑制を決定
1986年 医師の新規参入を最小限10%程度削減
1987年 医学部の定数削減

医師数の現状
10万人当たり198人(長野県189人)、WHO加盟国192ヶ国中67位
26万人(世界水準までに達するには12万人不足)

( )内は答弁者
Q1.県内の勤務医の労働状況についてどのように把握されているか?(衛生部長)

A1.勤務時間週56~64時間が最も多く、夜間当直は71.9%の医師が行っていて、1ヶ月3~4回が多く、夜間当直後64%の医師が通常勤務で過酷な勤務状況になっている。

Q2.長野県でのお産は産婆さんが多く担っていた時期があったが、新生児死亡率が高くなり、病院でのお産に移っていった経過があると聞くが、実際に新生児死亡率がどのような状況で変化してきたか?(衛生部長)

A2.自宅等の分娩58%、病院が42%の比較的自宅等での分娩が多かった昭和35年と、病院での分娩99%、その他が1%の平成18年とで比較すると、生後4週の新生児1000人に対し、昭和35年15.6%(総数492人)、平成18年0.7%(総数13人)で、現在全国で2番目に低い状況である。


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