快刀乱麻!長野県議会議員・西沢まさたかが行く

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9月定例県議会閉会

2010年10月14日 | Weblog
阿部知事就任後の初めての県議会であった、9月定例県議会が、127億円の補正予算案を含む全ての提出議案に原案通り可決をして終了いたしました。
阿部知事の今後の県政運営の動向が注目されましたが、結論先送りで、懸念されていた決断力の欠如を露呈しました。
阿部知事の肝いりの公約である信州型事業仕分けについて議論が集中しましたが、阿部知事の答弁にブレがあり、最後には何となく内容が示されましたが、残念ながらこうやりたいという強い意志が感じられませんでした。
以下信州型事業仕分けの概要です。

目的
①行政の効率化、国等との役割分担の明確化を図る
②より開かれた身近でわかりやすい県政運営の推進に資する
仕分け人  ・・・仕分け精通者、公募の県民委員、県内の市町村関係者等
直接的な効果・・・行財政改革の推進、国等との役割分担の明確化、県政への県民参加
副次的な効果・・・事業の透明性の確保、職員の説明能力の向上

特徴
・予算の削減がありきではなく、事業の必要性や事業主体として、国、県、市町村、民間のいずれかが適当であるのかを明らかにすることを一義的な目的として実施する
・予算の削減につながることもあるが、逆に予算の拡充となる場合もある
・広い県土を考慮し、県内各地で開催
・市町村や県民から仕分けの対象とすべき事務事業の提案を募集する
・20~30事業を対象