大峰の河童

法螺貝を習得中 

考古学付属博物館に展示している木弓を見てきました。

2010年07月09日 | 日記
常設展示物の中に古墳から発掘した数本の木弓が展示されています。 木弓の木の種類は表示されていませんが中には真弓の木も有りそうです。

展示物の木弓は見た目で150cmぐらいです。 意外と長さが短く感じました。 古代の日本人の身長が160cm程度とすると、長弓とはいえません。
ただ、真弓の木で弓を作るとして節のない(枝分かれがしていない)部分で200cm以上の幹を確保するのは非常に難しいと思われます。 河童は奥駈け中や里山探索時に真弓の木を捜していますが、200cmより高い木を未だ、捜し出していません。 弓の途中に節が有ると破損率が高いので、発掘された弓の長さが実用的か?

今では、手製の竹弓と木弓の2張を作り、一手分の削りをしている竹矢で的前に立ち、早く的中率を比べて見たいと各工程の作業方法を調べています。 その時は、麻弦も手作りの計画。

博物館の隣にある弓道場で大会が開催されていました。 一度に9名が行射できる広い道場です。 見学中に4射皆中の方が数名いましたが、その中にアメリカ人の青年が居ました。

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