「砥草」
竹矢の仕上げに使うための砥草を昨年から探していた。 よそ様の庭に植っている物や生け花に使っている砥草は見かけていたが、ようやく、山歩きの道端に多数の植栽を見つけた。
青い状態で数十本、狩りとって持ち帰り、陰干しする。 梅雨空に持ち帰ったので上手に乾燥ガ出来ていないが、仕上がりが楽しみだ。
「袖絡と丸竹弓」
山歩きの途中にある住宅の玄関先で「袖絡み」を発見。 警察機動隊等が持ち歩く「刺股」と違い、重量感があります。 最近作られた物かもしれませんが、捕り物道具を玄関横に立てかけて置くとは?
しかし、隣に立てかけている物を見て二度ビックリ。 「丸竹造りの弓」に大変興味を持ち、道端に5分以上佇んで観察してしまった。
外見は竿竹である。 半分に割った跡がない。 弓の成もかなりある。 長さは2m10程度、直径30~40mmぐらい? 関板は木製、切詰籐が針金模様。 握り皮や矢摺り藤もある。
どの様に使っていた竹弓だったのか? 雨ざらしに成っている。 丸竹弓は中空? 昔の伏竹弓と云われる構造を調べてみよう。