河童の棲家同様、今年の山上戸閉式も気温が高めでした。 今年、河童の山上参りは一回だけ雨であったが、後の3回は心地よい山行きでした。
鍵渡し式の挨拶にも異常気温の話がありましたが、山開き期間中の参拝者数は? 役講の方に伺うと、「本日は天候悪化の予報のせいか!参拝者が少ない。」「「年々参加者が減少気味。」とのこと。
河童は登り3時間半、下り3時間の計画で夜間に登頂するが、前後10名程度の方と抜きつ、抜かれつ、法螺貝の練習を兼ねてゆるりと。 役講の方は日中に登るを、規則にしているが新客の方でも前後のライトと月明かりで今年は登山道の危険箇所が判明でき、深夜の式参加(秘仏参拝・見学?)が可能?
本堂前・広場で騎馬を組んで鍵の披露をされる役講の方々も高めの気温に、汗があふれた事でしょう。 本堂内では蝋燭の提灯を持った警備役の当番役の案内で参拝。 警備役の方から声をかけられるが、暗闇に目が慣れていなくて挨拶に礼を欠いた。
足元が明るくなるまで宿坊・龍泉寺にて時を過ごすが、空模様も気に係り、未だ明け切らぬ中を下山。 洞川温泉の各旅館は戸開けと戸閉めに入浴無料を実施しているが恩恵に与かることも無く、河童の棲家に帰り、一眠り。