大峰の河童

法螺貝を習得中 

河童の目に似た、蟇目鏑の材料を加工。

2021年09月20日 | 日記



 材料の加工は拾ってきた桐材を小さく半割カットして、一つ分の材料を確保(右上)。手元の集積材(中国の桐)で一個分(左下)。すでに加工途中のものが三個(中の未成形)。以上の五個が今回の作製数量。残りの桐材(左上の丸太と1/4半割材)は次回に回す。
 製造を少数にした訳は加工変更に対処して、材料のサイズを変更するため。出来上がり重量や加工の容易度、共鳴の度合いなど、集積材桐材と比較するため。沢山作っても貰い手が無い。過去に十数個、作ってたが成功作品?失敗作品?の検証が出来ていない。昔、車のスピ-ドを上げて窓の外で鏑の音を聞いたが、走行音がうるさく、鳴り鏑の音を聞くことができなかった。

 太さや長さは型紙(木製)を使って計測しながら小刀で削る。蟇目鏑と言われている目の位置、大きさ、角度などは紙形を使って丁寧に加工するも全て同じ蟇目に作りこむのは困難。小刀やカッタ-ナイフ及び鑢(100金)だけでは加工が難しい。
今回は出来るだけ試射に立ち会う機会を目指して、五個の完成品、作製を試みる。


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