矢がブロックに直角に当たり、破損。 破損個所は射付節から2.5cm筈寄り、折れたと言うよりも裂けたと表現すべき状態。 衝突の衝撃で筈は真後ろに外れて、紛失。
一組4本の1本が破損すれば、早急に次の竹矢を造らなければならない。 昨年、採取し荒矯め・削り・洗いをしていた6本の火入れを行った。 仕上げ塗りにカシュー塗料を薄く塗ってみると節の処で横方向の亀裂を見つける。
塗料を塗った事で、削りの時には気付かない程度の細かな亀裂に塗料が浸み込み、浮かび挙がった。 節とは反対の少し膨れた部分の矯めミスだ。 以前、縦に亀裂を入れてしまった経験がある節とは反対側だ。 竹の縦の繊維を切断しているので、この1本の箆は破棄処分。
今回、筈は木製にして見よう。