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雅楽は子供の頃、氏神さんの拝殿で聞いたのが初めてです。
神功皇后三韓より凱旋し時、西門鎭護のために創建したと伝えられる神社の神殿内です。
祭事の際、御旅所へ出かける神輿の胴中に御神体を移します。
そして、神輿の胴の部分を白い晒しでぐるぐる巻きにして覆い隠します。
地区の子供たちは神妙な顔つきで神官職の動作を見つめています。
その間、雅楽が奏でられていました。
当時は神輿の胴中に納められる御神体の正体に興味を抱いていたが、雅楽に楽曲が有るとは!
先日、旧庄屋の大広間にて古代中国で作曲された漢時代の「越殿楽」、唐時代の「五常楽」・「陪臚」を
手入れの行き届いた庭を眺めながら楽しみました。 雅楽の曲目は中国作で人の守るべき道徳等が
曲音に表されているそうです。
法螺貝教室では発声・甲・乙・揺り・吹上・留め・返し等を歌口に当てて唇を変形して行っています。
楽曲は先達の法螺長が手書きされた物を使っていて、当山流・本山流・吉野流を併記しています。