大峰の河童

法螺貝を習得中 

雅楽を聞く

2012年09月21日 | 日記






雅楽は子供の頃、氏神さんの拝殿で聞いたのが初めてです。
神功皇后三韓より凱旋し時、西門鎭護のために創建したと伝えられる神社の神殿内です。

祭事の際、御旅所へ出かける神輿の胴中に御神体を移します。
そして、神輿の胴の部分を白い晒しでぐるぐる巻きにして覆い隠します。

地区の子供たちは神妙な顔つきで神官職の動作を見つめています。
その間、雅楽が奏でられていました。
当時は神輿の胴中に納められる御神体の正体に興味を抱いていたが、雅楽に楽曲が有るとは!

先日、旧庄屋の大広間にて古代中国で作曲された漢時代の「越殿楽」、唐時代の「五常楽」・「陪臚」を
手入れの行き届いた庭を眺めながら楽しみました。 雅楽の曲目は中国作で人の守るべき道徳等が
曲音に表されているそうです。 


法螺貝教室では発声・甲・乙・揺り・吹上・留め・返し等を歌口に当てて唇を変形して行っています。
楽曲は先達の法螺長が手書きされた物を使っていて、当山流・本山流・吉野流を併記しています。

スケッチ画と木版画

2012年09月14日 | 日記


2年前から版画教室に通い、木版画で年賀状を作るレベルアップを図っています。
今回、教室の版画展(9/27~ 9/30)に出展する3作品の一つをアップします。

知人のHPでスケッチ画とシルクスクリーン画を交互に表示する方法を見ましたが、技術不勉強に付き出来ません。

今回の展示会開催にあたり平城宮蹟で催された騎射(うまゆみ)を題材に作品を作りました。

騎射行事の見学当日は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、見学した際の感動をスケッチしていました。
一の的の直前で見た流鏑馬が疾走する迫力は満点でした。 その時の感動を新たに版画で表したものです。

平城遷都祭で小笠原教場の宗家が講演された弓馬術礼法に関する場面を題材にした年賀状も作成しています。

他の出品作は大和神社で毎年行われている小笠原流御弓式(蟇目の儀、百々手式)を題材にした作品です。