シスターみみっくのなんだかわからない堂

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「旧石巻ハリストス正教会教会堂」解体・移築へ

2014-03-28 21:41:33 | 正教会及び宗教全般
クリスチャントゥデイより。
二度被災した「旧石巻ハリストス正教会教会堂」が解体・移築へ~礼拝の灯は現役聖堂で今も
3・11の津波で大きな被害を受けた「旧石巻ハリストス正教会教会堂」(宮城県石巻市)を移築するための解体工事が始まった。現存する木造の教会としては国内で最も古く、指定文化財として市が管理している。「ハリストス」とはギリシャ語で「キリスト」を意味する。「教会堂」は石巻駅から徒歩15分。旧北上川の中州(中瀬公園)で一般公開されていた。1880(明治13)年に「聖使徒イオアン聖堂」の名称で石巻市千石町に建てられ、一時は多くの信徒を集めていたという。1978年の宮城県沖地震で被災し、大きく損壊した。当時、埼玉県に移築する話もあったが、若手建築家たちが「貴重な文化財を失ってはいけない」と、地元での保存運動を開始。市や企業に掛け合い、資金を集めて中瀬公園への移築と文化財指定につなげた。以後、宗教施設としては使用されていない。ところが、3年前の東日本大震災で再び被災。津波に襲われて2階まで浸水した。外壁や内装が崩落し、支柱もゆがみ、倒壊のおそれがあるため、石巻市は解体して別の場所に移築することを決定。25日から建物の壁を剥がす作業を進めている。工事完了は来月末を目指しているが、移築場所はまだ決まっていない。(続きはリンク先をご覧下さい)

見てなかったけどNHKでもやったのね。
直リンしちゃいかんようなのでNHKnewswebのトップページから社会ニュース一覧→3月25日のニュースとたどっていって下さい。

どこに建てるか決まってないんだ…
なんか初めは中瀬公園整備して同じ所にとか聞いたんだけども

河北新報より。
震災遺構候補、門脇小が最多 石巻市民アンケート
宮城県石巻市が実施した東日本大震災の伝承に関する市民アンケートで、震災遺構として保存する建築物の候補は門脇小が6割近くに上り、最も多かったことが分かった。結果は24日、市の震災伝承検討委員会で報告された。(続きはリンク先をご覧下さい)

これによれば、旧聖堂は門小に続いて2位だったんだって。
門小58.6%、旧聖堂29.7%と倍近く差があるんだけど、市民の認知度結構高いんだなあ。
まあなあ、空撮の映像で、立ってるの見た時の驚きと感動は忘れられんよ…
それでも震災遺構となるとそのまんまってことになるから、それはちょっとあれなので、修復されて綺麗になった姿を見たいです。

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2 コメント

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移築先は (100ans-de-solitude)
2014-03-30 04:11:50
高台に新しく整備される公園内ということで, ほぼ決まっているようです. これは被災後に市教委が修理して残す方向で検討を始めたときから既定路線だったようですが, 途中で1回目の移築に携わったひとを中心に "現在地で保存を" という声が出て, ちょっと揉めたようです. 文化財保存への理解がいまほど高くなかった時代に苦労して移築されたひとたちには, 中瀬公園への思いが強いのでしょう. とはいえ, どっちにしろオリジナルじゃないわけですし, オリジナルの場所には現在の聖堂が建っちゃってますから, 安全な高台のほうがいいような気はします.

解体前の見学会, 現地の保存活動家から声を掛けてもらったんですが, 先約があり行けませんでした.
返信する
おお (シスターみみっく)
2014-03-30 17:02:37
情報有難うございます
高台か…どこらへんだろう
復活した姿を楽しみに待ちます。
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