シスターみみっくのなんだかわからない堂

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ロシアでニコライ2世の家族のものとされる遺骨を発見

2007-08-25 20:35:00 | ニュース、時事
AFPBBニュースより。
ロシアでニコライ2世の家族のものとされる遺骨を発見
【8月25日 AFP】ロシアのスベルドロフスク州で、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世のアレクセイ皇太子とマリア皇女とみられる遺骨が発見され、ロシアの検察当局は24日、遺骨の鑑定を行うと発表した。

ほほーお
東京新聞によれば、
ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世一家 全員の遺骨そろった?
(前略)皇帝一家の遺骨はニコライ二世ら五人が発見されているが、アレクセイ皇太子らの遺骨の埋葬場所は不明だった。ロシアNTVテレビによれば埋葬場所は、銃殺の現場責任者だったユロフスキー氏の秘密報告書から判明、同州の考古学団体がエカテリンブルク近郊で頭骨や骨盤などを発見した。(後略)

とのこと。
そういやアレクセイ皇太子の骨は、めっかんないように灰になるまで焼かれたなんて話も聞いたことがあるな。
この二人だけ見つからなかったんだよね。

ちなみにニコライ二世とその家族は2000年に聖人に列せられとります。
だからあれだ、この遺骨が真正であれば聖人の不朽体てことだよね。
どこの教会に置くんだろ。
エリツィンがぶっこわしたイパチェフ館の跡地に教会が建ってるらしいんだけどそこかな?


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4 コメント

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ロマノフで思い出したけれど、 (ま・ここっと)
2007-08-26 15:11:17
モナコのカロリーヌ王女の今の夫、ハノーファー公は
ロマノフ最後の血筋(確か彼の母方)らしいです。
なので、この二人の間に生まれた女の子は母親より
身分が高いのですって。
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ヘェーヘェーヘェー(古 (シスターみみっく)
2007-08-27 11:53:33
存じませんでした、ありがとうございます。
なるほどそういうこともあるんですね。
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新致命者ではありません (伊望)
2007-09-02 06:44:27
日本ではいくつか誤解されているようですが、モスクワ総主教庁によるニコライ二世およびその一家の列聖は新致命者としてではありません。

彼らは英語でいうとPassion Bearers(受難者?殉難者?)これは聖ボリスとグレブなどと同じカテゴリーで『(特に何をした訳でもないが)キリスト者らしく無抵抗で殺され、それを受け入れた者』で、『ハリストスの教えの為にこの世での命を落とした』致命(殉教)としてではありません。この二つは異なるカテゴリーです。

彼らの列聖は多分に政治的なもの、モスクワ総主教庁が在外シノド(もちろん彼らは皇帝一家を『新致命者』として列聖)との和解を図るための妥協の面が強く、ゆえに彼ら個々人でなくロシア共産革命で命を失った人々と一緒に列聖されましたのです。

それにしても白系ロシア人以外のロシアからのロシア人があの一家を褒め称えるのはわかりませんね。
巻き添えを食った家族はともかく、皇帝自身は、その無能さゆえに共産主義政権を招いた責任があるのに(笑)だって彼が有能な皇帝だったらそもそも革命なんて起こらなかったでしょう?
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ご指摘ありがとうございました (シスターみみっく)
2007-09-02 08:14:28
さっそく訂正(というか該当部分削除)させていただきますた。
エリツィンが推したという話もありますが、ボリスとグレブにしろ、ロシア人は無抵抗で殺される人に特別の感情を抱くようですね。
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