シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

瞽者(こしゃ)の主日2007

2007-05-13 13:50:41 | 正教会及び宗教全般
今日の福音箇所はヨハネ9:1~39。
ハリストスによって目の見えない人がいやされる話。
去年の記事(2006・5・28)も見てちょ。

いやしのエピソードはいっぱいあるけど、たいていは言葉だけでいやしてるんだよね。
この時はご丁寧にというか、泥こねて目に塗って洗って来いでしょ。
何でこんなことを???
まあ神さまのなさることは人間には推し量れない。
開示されたところまではなんとか理解して、後はついていくしかないんだよね。
でもこの人、何にも書いてないところ見ると、素直に従った。
話は飛ぶけど、旧約聖書の列王記で皮膚病患ったナアマンが、エリシャからの使いに「ヨルダン川に行って七回洗え」って伝えられた時、ものすご怒った。
「何でヨルダン川なんだよ!(この人ヨソの国の人だからね)
てか伝言かよ!直接じゃねーのかよ!」って。
結局家来にたしなめられてヨルダン川浸かって治ったけどw
どっちみち言われたとおりにするんなら、素直に従った方がいいよねえ。
いや、自分が不満たれブーだからw
画像はシロアムの池。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
再創造 (伊望)
2007-05-13 14:13:21
このエピソードは再創造の比喩だと思います。

創世記との対比すれば明らかですが、泥をこねるというのは、人が土から作られたこと、主がご自身で泥をこねる(再創造)そして池で洗う(洗礼)によって目が(肉体の或は心の目)が開けるということを示していると思います。
返信する
そうであったか!! (シスターみみっく)
2007-05-14 21:22:47
目からウロコが落ち申した。
ところで卒論完成祝着至極にござる。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。