シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

マッサン

2014-09-29 23:57:32 | レビュー
いよいよはじまりましたね。
つか、ヒロインが外国人でもいいんだったら大河でニコライ大主教やってくれないかな~

「花子とアン」の次が「マッサン」だって聞いた瞬間に「底本はこれに違いない!」と思ってたなり
原作っては書いてなくて、オリジナルの脚本って言ってたけど、リタ夫人のこといっぱい書いてあるのってこれぐらいしかないんじゃないかなあと…よくは知らないけど
ともあれ、6月に復刊されてめでたいめでたい。
実際はピン子じゃなくて父親が反対してたよーな気がするけど、まあだから「オリジナル」なんだろうな。

ヒゲのウヰスキー誕生す (新潮文庫)
川又 一英
新潮社


この本には思い出がある。
日曜日、ニコライ堂に向かう千代田線で川又先生に遇った。
そんで、この本読みました、スコットランドに取材行かれたんですね~、とか感想を二、三お伝えした。
先生は、正教会について以外の自分の著作を私が読んでいたことにちょっと驚かれていたようだった。
その頃ウイスキーにちょっと凝ってたんだよね。
創業者の苦労話っぽいのも好きだし。
でも先生は聖歌隊の私に「ワインを飲んだ方が声がよく出ますよ」と繰り返しておっしゃった。
きっと、大事なことだから2回言ったんだろうw
そして、そういうのが好きなら、非売品だけど家にまだ少しあるから、と言ってコスモポリタン製菓(元祖モロゾフね)で出した本を後日下さった。

先生と最後にお目に掛かったのはたぶん、2002年に函館であったニコライ祭の時。
なんか飲み足りねーとか私がダダこねて(大汗)飲んだメンツが凄かった。
川又先生と、美術史家のS教授、そいから名古屋のマートゥシカ。
お三方の面白いお話をひたすら拝聴しつつ飲んだお酒はんまかったなー。

そういえば10月でもう10年になるんだな。
このタイミングでマッサンが始まるのもびっくりだ。
それにしても、早すぎたですよ先生。
永遠の安息をお祈り申し上げます。