2010.2.13 cafe passion beat でのライブ。
移動式ライブハウス(REXER MA-60のこと。(笑))初出動ということで
なかなかモニターがうまく行きませんでした。
会場全体に聞こえるほど太鼓(アンプ)の音をあげると
モニターからの返し(ギターとボーカル)が小さくなり
歌いやすい大きさだと、太鼓が小さいというジレンマ。
たぶん、MA-60(太鼓用アンプ)の置き場所や向きが悪かったのだと思うのですが
慣れ親しんだpassion beatなのに、個人的にバランスの悪いライブでした。
とまぁ機材的にはそんな感じでしたが
そんな環境の悪いライブ(passion beatさんが悪いわけではありません、念のため)は
数多くやっていますので
そんなことで「自分」がブレたりしません。
この日は久しぶりに
自分としては難しいお客さんが来てくれましたが
しっかりと俺節を炸裂させてきました。
いらっしゃったお客さんは
マスターの作る料理がおいしいという評判を聞きつけ
食事めあてにやってきたカップルさんらしく
「え~、ライブあるの?」という雰囲気ありありの状態で
マスターが食事を作っている時から、何となく・・・という感じ。
しかもなぜだかお二人の間に笑顔を伴った会話がない状態だったのでした。
そんな重たい雰囲気をまとったままライブがスタート。
それでもいつも通りのMy-styleを押し進めたのですが
あまりにもお客さんとの距離があったため(無言で食事しているだけでした)
急遽、雰囲気を変更し、Nyahbinghiの説明をしたり
曲の解説をしたり、柔らかめの曲(Nyahbinghi色の薄い曲)を連発したり
色々と手を替え品を替えやっているうちに
少しだけこちらに気持ちが向いたようだったので
後半は自分らしく、ハイチの義援金を募集していることとか
私の求める世界観だとかの話をして
「アイアイ」と「Love Life」
そして最後に久しぶり「風の中に」を歌って1時間弱のステージを終えました。
義援金の話の途中、男性の方がうなずきながら話を聞いてくれたのが嬉しかったです。
実はライブの前半
忌野清志郎氏の3人RC時代、青い森というお店で
スパゲッティーを食べにきているお客さん相手に演奏をしていたという話を思い出していたのでした。
何度演奏しても、一発目の出音で会場を全てコントロールするのは難しいですね。
一人での演奏に慣れたつもりでいましたが
まだまだ課題は山積みのようです。
すべての責任が自分ひとりに降り掛かってくることに
面白みと怖さを感じている今日この頃なのでした。
その後、kanade-yasuさんの演奏。
今回は色眼鏡をはずしてゆっくり聞かせていただきました。
純粋な方なんじゃないかと、勝手に思いましたがいかがでしょうか。
ご縁があれば、またよろしくお願いします。