2008年6月4日付けのこのブログで
SDカードに録音するマシン「EDIROL R-09」について書きましたが
今回はこれにまつわる話を書こうと思います。
EDIROL R-09
私が購入したのは2008年1月、今から2年以上前
新しいR-09HRというものが発売される直前の
シリコンケース+波形編集ソフト「Sound It」(+お店独自の1GのSDカード)という
おまけがついているときに購入したものでした。
購入して帰宅したとき、かなり浮かれていたのを覚えています。
箱を開け、SDカードを入れ替え、電池を入れ、簡単な使い方を説明書を見て覚え
実際に録音し、データはカードリーダーを使ってSDカードからMacへ移し・・・
そんな使い方を2年ほどしていました。
本体にはACアダプターを挿す場所もありましたが
購入するにはまた何千円もかかるので「電池駆動でいいや」と思っていました。
それが最近になって、ライブを録音するときに乾電池を使用しているのは
経済的にもエコ的にもよろしくないなぁ。
どうせ室内なんだからACアダプターを使うってのもありだよなぁ。
と思い、購入を決意。
さっそくインターネットで型番や金額を調べました。
すると衝撃的なことがわかったのです。
付属品…ACアダプター、USB○○・・・・・・・・
なに?付属?
俺のにはついていなかったぞ!
だって、箱を開けた瞬間「アダプターを買うのはやめよう」って思ったくらいですから。
そして押し入れの奥から箱を取り出し
よく見てみると・・・
しかし、購入して2年以上たっています。
保証期間は一年間。
ダメ元で購入先のお店に電話してみました。
上司と相談していただきましたが、当然×。
2年以上たっているのでこちらも強くは出られませんでしたが
「なんとか信じていただけないでしょうかねぇ…」と低姿勢にお願いをしてみたところ
「再度上司に話をして、明日お電話します」ということになりました。
お店から即O.K.をいただけなかったため、しかたないよなぁと思いつつ
あきらめきれなかった私は
Roland(EDIROL)のサポートセンターにメールで
事情を説明し、なんとか誠意ある対応をしてもらえないものかとお願いしてみました。
するとどうでしょう!
さすが天下のRoland。
私を信用してくれました!
たかが”いち消費者”を!
翌日すぐに「送るので住所を教えて下さい」と返信が来たのです。
(条件は色々とありましたが、悪意を持って真似される方がいたら嫌なので詳細は書きません。)
早速、条件を含め連絡をさせていただきました。
ありがたいことです。
これで安心して長時間の録音が可能になりました。
いや~、さすが歴史ある世界のRolandさんですね。
音の好みなど色々とありますが、この対応には感動すら覚えました。
今まで、メーカーで品物を選んだことがほとんどありませんでしたが
世の人々がメーカーを気にする理由がちょっとだけ理解できた気がします。
Roland、さすがです。
これが新品で買った強みなんでしょうねぇ。
中古・ジャンク好きの私もそう思わざるを得ない出来事なのでありました。