1月17日、生のステージを見たくせに
仲井戸さんのNEW DVD 「I STAND ALONE」の購入を躊躇していました。
DVDを購入してからも、見るのをためらっていました。
曲目を見るとRCの曲が中心で
そのほかに清志郎氏との共作曲や彼に当てたポエットリー・リーディングばかり。
ただ単純に仲井戸さんがRCの曲を歌っているのとはわけが違い
彼が重い十字架を背負いながら歌い続けていこうと決意した、そのライブだったから。
それほど生で見た仲井戸さんは重たいものを背負った感じがしていたのです。
でも
「結局逃げていても始まらない」
「幼い自分に行く道を指差してくれた人の現在から目を背けてはいけない」
そんな思いから、昨晩DVDを見ました。
2枚組、３時間ちょっとの完全版を。
この間のGO!!60のツアーの原点とも呼べるようなステージングですが
やっぱり、覚悟というか決心というか決別というか
そんな思いが奥深くに沈んでいて
明るく振る舞いながらも痛々しく
しかし強く果敢に戦っている姿が印象的でした。
友の死を受け入れ
共に歩む＝歌い続けていく覚悟がそこにはあったような気がします。
最後の「PS」という朗読で・・・泣いてしまいました。
ご覧になられた方の中には、気付いた人もいるかもしれませんが
DVDの冒頭でこれを見つけてしまったために
より一層、冷静に見ることなんかできなくなってしまっていました。
開演前のステージそで
まさに今、これからステージに出て行こうとするときに
仲井戸さんがスタッフと握手を交わす場面。
そのあたりです。
矢印の先を拡大すると
何も言うことはありませんよね。
そういうライブなのです。
とやかく言う人は見ないで下さい。
お二人の関係を理解できない人は買わないで下さい。
仲井戸さんに負けないよう
清志郎氏に渡されたバトンを次の誰かに渡せるよう
音楽性は違えど、私も歌い続けていく覚悟であります。
皆様、これからもよろしくです。