最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

国際歯科大会にむけて。その1

2010-09-24 16:02:04 | Weblog
国際歯科大会にむけて、その1

4年に一度開かれる‘国際歯科大会’。今年は、10月8・9・10日(金・土・日)の3日間、横浜の‘パシフィコ横浜’で開かれます。
世界から著名な歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士を招いて開かれるこの学会は、歯科界のオリンピックとも言われ、4万人を超える最も大きな学会です。
歯科医師になって28年・・・いつかは・・講演をしてみたいと思っていましたが。それは、国内の演者・講演する先生は、大学から80名・開業医(専門医)から80名の狭き門であるのと、参加する先生達の、この演者の講演を聞いてみたい等の要望や、その講演や講義が当然、最先端医療や最新の知見であることも含めて、有益である事が大前提なのです。(ですから、ただ、上手とか、綺麗とかでは、なかなか、演者には選ばれないのです。)

で、今年はじめて、この国際歯科学会から、演者としての講演の依頼を受けて、本当に嬉しく思い、緊張しました。 
私の講演の内容は、インプラント治療での失敗や偶発症を含めて、患者さんと‘どのように向き合うか’と言う事なんです。
多くの上手な治療例や綺麗な審美治療が報告されていたり、一部の先生が‘100%成功’を謳っていますが、じつは、一生懸命に行なっても上手く行かない事は当然ある訳なんです。
ですから、歯科医の先生にも、患者の皆さんにも、もう一度、特に審美的インプラント治療の難しさやリスクを再確認して頂き、また、若い歯科医の先生への教訓にもなればと思っています。

この写真は、オープニングで示すスライドの一部で、ちょっと怖いですが、左側が術前・右側が術後です。骨の移植や歯肉の移植・インプラント手術・・・このスライドでは、確かに綺麗に上手くいっていますが、実際には、患者さんの協力や痛みや辛さを感じ取って欲しいと思っています。
つまり、‘患者さんが頑張った’と言う事です。
ですから、歯科医は、頑張る患者さんへのおかげで、治療させて頂いているとも言えます。


PS 全く関係ない話をちょっと・・・コーヒーブレイクとして。
昨日、二十歳になる息子(N歯科大・2年)の運転で出かけました。乗って5分もしないうちに、‘うぎゃ~’という息子の声に同時に、私も‘ううううわぁ~’ってなり、思わず交通事故になりそうでした。
原因は、フロントガラスと天井の間に・・・なんと!ゴキブリがいるのです。
とにかく、車を止めて、土砂降りの雨の外へ逃げ出しました。で・・どうしよ。ということになり・・周囲をみると、100くらい先にローソン(コンビニ)があったので、殺虫剤を買いに行ったら、なんと、ローソンに‘ゴキジェット’があるのです。心の中では、ローソンには無いよな~って思っていたら、あったのでビックリ&うれしかったぁ~。
で、買って、車のフロントガラスと天井の隙間や、シートの下・脇等に、ゴキジェットを吹いていたら、天井の隙間から、私の方に落ちてきて・・またまた、‘うわぁ~’ってなってしまい・・思わず、飛び跳ねてドタバタしてしまいました。
ホント・・・怖かったです。 

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