最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

綺麗なオールセラミックス 歯肉の境目も綺麗です。

2012-11-19 09:59:19 | Weblog
この写真は、今、注目されている、e-max と言われる、ガラスセラミック(二ケイ酸リチュウムガラス)で作った前歯のオールセラミックスです。
このオールセラミックスは、これまでのセラミックの約3倍の固さを持ち、なおかつ、いろいろな色調から選べて、作成方法も簡便なものです。

従来の前歯の作成方法は、金属の補強がある為、どうしても、歯肉の境目が黒くなったり、自然な色調を再現する事ができませんでした。しかし、このe-max は土台の部分からセラミックで作れるために境目が黒くなることが無いのです。
また、セラミックの厚さが形の変化から異なる為に、色調に自然観が出るのです。

ぜひ、前歯の色や形でお悩みの患者さんは、ご相談ください。

PS 昨日、18日は御茶ノ水で開かれた国際インプラント学会に出席いたしました。私は、午前中のシンポジュウの座長でした。浜松の石川先生・神奈川歯科の林教授のご講演もすばらしかったですが、日本大学の新井教授のお話しは、知らない事が多かったので勉強になりました。
例えば・・歯の根の先に病気が出来て、根の先の骨を溶かすんです。そうすると、その部分のレントゲンは黒く写ります

患者さんも、歯医者さんからレントゲンで説明を受ける時、『この黒くなったところが、虫歯ですよ』とか『この黒く見えるところが病気の処です』とか言われるでしょ。

しかし、身体って、これ以上悪くならないように、骨自身(体自身)が反応して、その黒く写った周囲の骨を、固くするのです。その為、病気で溶けて黒く写った骨の周りは‘白く’なると言うのです。

人間で、賢いですね。 すみません! つまらない!話でした・・・・。

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