最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

サイナスリフト・上顎洞上術ってなに? 上あごには骨が少ない事が多いのです。

2012-11-15 14:19:02 | Weblog
患者さんへ。上あご・奥歯には、もともと骨が少ない事が多いのです。この患者さんは、多くの歯は健康で虫歯も無いのですが、左の上だけ小臼歯を失ってしまいました。こんな時は、上顎洞拳上術(サイナスリフト)という造骨の治療を行います。
このレントゲン(CT画像)は患者さんには判り難いと思いますが、現在の歯科医療は進歩しており、骨が薄いとか少ない場合でも、骨を増やす事が出来るのです。
移植材を使っても、ご自身の骨を利用する方法でも、安全に出来るようになってきました。

歯科医の先生へ。 12月2日の私の講義・手術は、このような手技を示しながらの実際の手術です。骨は、ピエゾサージュエリーを応用して、患者さん自身の骨を利用して行います。興味のある先生はご連絡ください。

PS 野田首相に思う事。

『野田首相は、‘自身の道徳観’を政局より優先した』との意見がある。‘うそつき’と言われるのがよほど嫌であったのであろう。

昭和32年生 55歳。私は、小学生~中学生時代は、マンガ‘巨人の星’で人生を学んだといっても良い。
~ 速水という快足の選手との勝負の中で、星はホームベースで落球する。球審は、アウトの宣告をするが、自ら落球を申し出る。
しかし、川上監督は、『馬鹿正直こそ尊い』といって、背番号16に手をかざすのである。~
‘正直に生きたい’というのは、嘘が当たり前のようになり、産地偽装・オレオレ詐欺・IPS細胞での嘘研究・経歴詐称など等、嘘で生計をたてるような世の中では、道徳観こそが、すべての人としての根源のような気がする。

その意味で、昨日の野田首相はカッコ良かった。

歯科医療の世界でも‘正直’は難しい。ピッタリ合った被せ物を入れる事。根の先まで詰める根管治療。インプラント治療での正しい適応。・・こじつけではなく、理想と現実での矛盾はあるが、それでも‘道徳観’を優先した歯科医療が、私は好きである。


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