最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

トップアスリートと骨移植

2011-01-28 17:45:47 | Weblog
昨日午前は、カッコいいプロ野球選手の治療でした。
お一人は、ソフトバックホークスの多村仁選手・WBC日本代表です。無論、お口の中のとっても清潔にしていて、被せ物のやり直しとホワイトニングでした。レーザーホワイトニングなので、その日の内に白く綺麗になりました。
笑顔も素敵なんですが、人間的にもとっても暖かい優しい方でした。
多村さんには、一緒に写真を撮ってもらい、ブログに載せても良いと許可も貰いました。

もう一人は、北海道ファイターズのエースって言うとわかっちゃうかな。とってもハンサムで背も高いんです。そう!で、歯もびっくりするくらい綺麗でした。

午後は、前歯の骨移植希望の患者さんで、市ヶ谷の歯科医院からの紹介。市ヶ谷の院長先生も骨移植の手術を見学に来院されました。
骨の溶けている状況は、CTからコンピューター診断を行っておき、仮歯も完成させておくのです。
移植する骨は、下あごの親知らずの周囲から、ピエゾという微振動で骨を切る特殊な器機で行ないます。無論、麻酔医との連携で眠っている間に行うのです。
手術は順調に進み、予定より30分も早く約1時間30分で無事終了しました。


審美インプラントの秘訣

2011-01-19 22:09:49 | Weblog
審美インプラントの秘訣

前歯のインプラントを綺麗に行う秘訣は、じつは『 位置 』なんです。一言に位置といっても、‘方向(角度)’と‘深さ’も重要なんですが、でも『位置』が最も大切なんです。

つまり、位置が悪ければ(適切な処でない)、形の良い綺麗な歯やセラミックが作れないんです。特に前歯では、2mmずれただけで上手く綺麗に出来ない事もあるのです。

だから、必ず、その‘位置’が正しくなるように、‘予備ワクシング’というセラミックの予想を行って、その予想から‘サージカルガイド’と呼ばれるプラスチックの模型を作らなければなりません。
それと、手術のシミレーションを行えるソフト(任天堂のゲームみたいなもの)で手術の前に深さや方向をいろいろ変えて、練習する事も重要なんです。

サッカーの本田選手や野球のイチローが‘良い準備’を大切にするように、インプラント治療でも‘細かな準備’が必要なのです。

>『 綺麗に治す 』為の、チョッとのこだわり

2011-01-14 14:12:26 | Weblog
『 綺麗に治す 』為の、チョッとのこだわり

前歯は、綺麗に治したいですよね。ただ単に差し歯やセラミックにすれば治る?という事ではないんです。

歯にも‘ゴールデンプロポーション’があって、歯の個々の形や大きさのバランスも含めて‘綺麗な形’があるのです。

写真は、『右の上の前歯を綺麗に治したい』と来院されたのですが・・・。そのためには、『ちょっとの矯正とチョッと歯肉の形態修正』を加えないと‘バランスの良い綺麗な歯や歯並び’には治せない事をご説明致しました。

で、矯正を3ヶ月させて頂き、その後、歯肉の形態修正を加え、オールセラミックで治療いたしました。

患者さんへ 
‘審美治療’は細かい事の積み重ねです。その細かい事が成功の秘訣なので、ご理解とご協力ください。
この治療費は矯正費用・上下30万円 オールセラミック15万円 合計45万円です。無論、分割・各種クレジットカードがご利用戴けます。

若い歯科医の先生へ
じつは右上中切歯ですが、エクストルージョンしてます。なぜって、歯頚部のブラックカラーを消すには、支台歯を深い位置まで削る必要があったのです。となると、その分、歯肉が後退する可能性もあるので、補償のために矯正的挺出しました。
それと、ほんのチョッとですが、左右の中切歯の幅経が違うので、ワクシングして隣接を削ってます。
反省点 エクストルージョンも後戻りがあるので、仮歯の固定や接着も確実におこなう事が肝ですよ。このケースでもちょっと戻っていますよね。

そう、昨日、福岡ソフトバンクのAピッチャー来院されて、一緒に写真撮ってもらいました。凄くカッコいい人でした。

高校サッカーとUNDER ARMOUR PERFORMANCE MOUTHWEAR

2011-01-10 18:09:24 | Weblog
高校サッカーとUNDER ARMOUR PERFORMANCE MOUTHWEAR

高校サッカーには感動!!!しましたぁ~ 私的には開始直後は久御山に有利に試合が運んでました。が、滝川第二のは浜口君の振り向きざまの素晴らしいシュートで専制すると、滝川第二ペースに。
久御山も後半、怒涛の攻撃で、3点を取って点の取り合いに。なおも追いすがりましたが・・結局5対3で滝川第二が初優勝。
優勝インタビューでの監督の「辛い事も沢山あったと思うけど、選手を尊敬します」っていう言葉やキャプテンの泣きながらの「みんなのお陰でです。この経験を生かしていきたい」っていう言葉に、思わず、もらい泣きしちゃいました。 
ホント、スポーツは素晴らしいです。
それと、応援歌も凄い良い曲ですね。WEAVERっていう3人のバンドが歌う‘キミノトモダチ’も心に響きました。

で、この両チームの着ていたアンダーウェアーなんですが、‘アンダーアーマー’っていうんです。知ってますか?アメリカの有名スポーツメーカーなんで、多くの有名アスリートやスポーツ選手が着ているんです。
そのアンダーアーマーがマウスピースも作っていて、力を入れるとき、歯を食い縛るでしょ。その‘歯を食い縛る’位置を変える事で、身体の筋肉を最大に発揮出来るようにするものなんです。(UNDER ARMOUR PERFORMANCE MOUTHWEAR)
http://www.underarmour.co.jp/

で、アンダーアーマー・ジャパンと協力して、私(当院)は、何人かの超有名アスリートの方(読売ジャイアンツのA選手や福岡ソフトバンクのT選手・M選手。スキーのオリンピック代表のM選手。プロゴルフのM選手らの)にマウスピースを作って応援しています。

このブログを読んでいる患者さんも、アンダーアーマーのパフォーマンス・マウスウェアーを試してみませんか?
歯科医の先生もお気軽にお問い合わせください。

インプラント以外の方法

2011-01-05 23:38:06 | Weblog
新年おめでとうございます。
今年も、みなさんにお役に立つように頑張ります。

さて、昨年は‘インプラントの使いまわし’とか‘激安インプラント’とかが話題になりましたね。
真面目にお話しすると、歯を失った時にはインプラント治療は安全で非常に良い方法です。しかし、歯槽膿漏で骨が溶けた場合や前歯のような見栄えを優先する部位では、‘骨や歯肉の移植’が必要になることが多いのです。

ですから、時には、手術を避ける方法や、インプラント以外の方法で上手くいく方法があるなら良いですよね。
ということで、今年最初にご紹介するのは、手術・インプラントを避けた方法で、綺麗に治す方法です。

以前にもご紹介しましたが、それは、『接着性ブリッジ』という方法です。これは、歯を失った周囲の歯を傷つける事(削る事も無いのです)なく、綺麗に治す事が出来るのです。つまり、強力な接着剤にてくっつけるだけなので、安全で安心できる方法です。
治療費も同じ結果として考えると半分くらいの治療費なのです。
写真のケースは、左上の前歯が折れてしまい、紹介されて当院に来院された患者さんです。「インプラント治療は避けたい」という患者さんのお気持ちを尊重して、裏側にウィングのような接着の為の治療を行いました。

無論、出来る範囲や部位も限られ事もありますが、このような治療もあるのです。ぜひ、一度、お聞きになるだけでも良いのでお問い合わせください。

快適な食生活が出来、お話も楽しめて、安全で安心した医療を提供することが歯科医療の本質と考えています。
無論、必要な時には、骨の移植や歯肉の移植を含めてのインプラント治療で全力で治療します。