最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

審美に必要な歯肉圧排。

2010-11-12 13:35:06 | Weblog
審美に必要な歯肉圧排 (9月の6日の続き)

綺麗な歯(差し歯・セラミック)を作るには、どうしても‘歯肉圧排’っていう治療が必要なんです。前(9月6日のブログも見てください)にも書いたのですが、もう一度ね。

歯を削って、その削った歯と歯肉の‘境目’を明確にあらわす治療なんですが・・。その境目に‘糸’を入れて、すこし歯肉を広げるのです。
う~ん。ちょっと痛い事もあるので、ほんの少しだけ麻酔をする事もあります。多くの患者さんは、この治療の経験が無いので、説明をきちんとしないとなりません。

それと、型を取るには、ゴムを組み合わせて行ないます。精密なゴムは柔らかいので、削った周囲に流して、その周りに別のゴムで包み込むようして型を取ります。この時、ゴムが固まるまで5分くらい必要なので、患者さんもちょっとガマンしてくださいね。

で、上手く歯肉圧排と型が取れたら、技工士さんが丁寧にセラミック(差し歯)を作る事が出来るのです。

そうそう!!歯肉は歯垢や歯石で腫れていたり歯槽膿漏で出血してると、この治療は出来ないので、よく磨いておかないとダメなんです。

PS 難しい患者さんでお困りの歯科医の先生へ。
明日土曜日は、他院(葛飾区)の患者さんへの手術。明後日・日曜日は保谷(西東京市)の歯科医院に出張です。もし、難しい治療や特殊な治療を望まれる患者さんでお困りの場合は、私が出向くので、ご相談ください。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
綺麗な歯冠修復 (武ーシャ)
2010-11-15 11:07:10
先生 綺麗な修復ですね、歯冠形体と 歯肉の調和が素晴らしいです。必要以上に深くないマージン設定は特にいいですね。
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Unknown (小川)
2010-11-15 14:18:38
村田先生

歯科医の先生しか見てないようで、ちょっと悲しいです。が、プロの目で、お褒めのお言葉を戴き有難く思っています。

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