最新の審美&インプラント日記

天王洲アイル・天王洲インプラントセンター 小川勝久先生による審美とインプラント治療の日記と情報

診査・診断の大切さと意味

2010-11-24 09:23:11 | Weblog
診査・診断の大切さと意味

例えば、インプラント治療する時に、‘診査・診断’しますよね。 なんとなくお口の中見て、レントゲン診て、それだけで、診断できると思いますか?
‘診断’とは、治療や手術にあたり、その手技や内容をきちんと、判断して‘決定’を下すわけですから、しっかりとした‘診査’が必要なのです。

この写真は、来月に手術を行なう患者さん診査資料です。上の段は、一般的になレントゲン写真です。が、下の段の2つは、CTから、同じ部位の最新コンピューター解析の結果です。
平面で診査するのではなく、立体として骨の厚みや長さ、神経や血管等も見えるので、治療や手術にあたっては非常に有効です。

じつは、この患者さんは、他院でインプラント治療をされたのですが、上手いかず、そのやり直しとリカバリーの手術を行なうのです。ですから、この次は、絶対に成功させないとならず、人一倍気を付けて診断しています。

断面も判るので、例えば、埋入するインプラントの大きさや長さも調べられます。また、抜歯する前に、抜歯後の骨の形態や状況も判るので、非常に有効です。
今では、多くのインプラント専門医や当院のようなインプラントセンターでは、このような診査にて診断を行なっているのです。

さらに、今回は、コンピューター解析から、実寸の光造形から骨の模型を製作して、手術のシミレーションや問題点を、オペ前に把握して、手術に望みます。

患者さんのみなさんも、ぜひ、診査と診断の大切を理解してください。



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