★楊令伝10 坡陀の章☆ 北方 謙三
童貫亡き後の宋。
開封府は金国の完顔晟、撻懶、斡離不らによって陥とされ、
帝以下、帝の一族、主だった重臣は金に連行される。
そして、岳飛、張俊、劉光世らが軍閥と化す。
金の帝、呉乞買は、傀儡の皇帝張邦昌を立てるが、
李富によって江南にたてられた南宋に走ってしまう。
その後、阿骨打の長子、斡本が開封府に向かう。
梁山泊は一応の平安を保っていた。
今は内政を充実すべき時。
蘇端率いる巡邏隊が各地を見て回り、手に負えないときは楊令が出る。
宣賛も内政の手腕を発揮。
梁山泊は税が安い。
それを維持するため、楊令は新たな交易ルートとして、西に眼を向ける。
杜興が西に向かい、その帰途、岳飛と遭遇。
元方臘軍を率い、多くを死なせた韓成も西夏へと向かう。
公孫勝もまた、王進の元を訪れ、秦明の息子、秦容を伴い、西夏へ向かう。
水軍もじっとしてはいない。梁山湖に居座った宋軍の兵糧を焼き討ちにする。
こうして宋は国としては混乱した状態が続く・・・
最大の山場、というべき禁軍との戦いが終わって、
小康状態、というところですか?
戦闘シーンがあまりないので、静かな巻となってますね。
童貫亡き後の宋。
開封府は金国の完顔晟、撻懶、斡離不らによって陥とされ、
帝以下、帝の一族、主だった重臣は金に連行される。
そして、岳飛、張俊、劉光世らが軍閥と化す。
金の帝、呉乞買は、傀儡の皇帝張邦昌を立てるが、
李富によって江南にたてられた南宋に走ってしまう。
その後、阿骨打の長子、斡本が開封府に向かう。
梁山泊は一応の平安を保っていた。
今は内政を充実すべき時。
蘇端率いる巡邏隊が各地を見て回り、手に負えないときは楊令が出る。
宣賛も内政の手腕を発揮。
梁山泊は税が安い。
それを維持するため、楊令は新たな交易ルートとして、西に眼を向ける。
杜興が西に向かい、その帰途、岳飛と遭遇。
元方臘軍を率い、多くを死なせた韓成も西夏へと向かう。
公孫勝もまた、王進の元を訪れ、秦明の息子、秦容を伴い、西夏へ向かう。
水軍もじっとしてはいない。梁山湖に居座った宋軍の兵糧を焼き討ちにする。
こうして宋は国としては混乱した状態が続く・・・
最大の山場、というべき禁軍との戦いが終わって、
小康状態、というところですか?
戦闘シーンがあまりないので、静かな巻となってますね。